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PLフィルターとソフトフィルターについて
重ねて装着する場合濃い方が被写体側になるように付けるのは知っているのですが出来ればPLフィルターをカメラ側に付けて使いたいと考えています その際に生じるデメリットにフレアやゴースト以外で映像面にあるのかを知りたいです
- kazuharu1349
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- デジタルカメラ・フィルムカメラ
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PL (Polarized Light) Filter は特定の方向 (被写体の方向) 以外の方向から来る光を Block する事により不要な反射光を抑えたり、逆に反射光を増やしたりできる Filter である事は御存知かと思います。 解り易い例が水面を撮影する際に PL Filter で反射光を減じると水中の魚が映り込み、反射光を増やすと光り輝く水面になるというものですね。 反射光を減じると Contrast が強くなり、Edge が立って輪郭がはっきりしてきますので、カリカリの高解像度画が欲しい時には重宝しますね(^^;)。 一方 Soft Filter は光を滲ませる Filter で、強い光ほど滲みが大きくなります。 この滲みは、言わば磨り Glass を挟んで光を分散させる事により解像度低下と引き換えに Moiré の発生を防止する LPF (Low Pass Filter) と同様に、解像度は大幅に低下するものの、Contrast 比が低くなるので Edge が柔らかくなり、輪郭が暈けてフワフワした感触の画が得られます。 PL Filter を先 (前玉) にすると大気の透明感を阻害する不要な反射光を減じた上で対象物からの光を和らげて被写体を Soft に演出する事ができますが、Soft Filter を先にすると対象物からの直接光も周囲からの反射光も一緒くたにして光を分散させますので後玉の PL Filter は最早反射光だけを減じる事ができなくなります……Flare や Ghost を減じる事ができなくなるのもこのためです。 PL Filter を後玉にする事により更に光を分散させて画面全体を霧がかったような平板な雰囲気に持って行く事を狙うというのであれば解りますが、それならば現像時に Photoshop や GIMP 等で Blur を掛けた方が確実かと思います(^^;)。 素敵な Camera Life を(^_^)/
