ウクライナの大量虐殺について

質問

高３の男です。素人質問で大変恐縮ですが、ロシアがウクライナを攻め込む口実の１つに「ウクライナが引き起こしているジェノサイドから人々を守るため」といった趣旨のものがあったと思います。

これについて詳しい方がいらっしゃったらご説明を頂けないでしょうか？

ご回答、お待ちしております。

回答No.2

eroero4649 · ベストアンサー

戦争前、ウクライナ東部のルガンスク州とドネツク州では「親ロシア派武装勢力」とウクライナ軍との間で戦闘が起きていました。これは2014年のロシアによるクリミア併合があってからです。
ルガンスク州とドネツク州はウクライナなのですがロシア系住民が大半を占めるので、ロシアに帰属したいと思っている人が少なからずいました。
そのドネツク州とルガンスク州の一部は親ロシア派武装勢力によって事実上占領状態にあり、その地域はウクライナからの独立を望んでいました。

それに反対するため、ウクライナ側はドネツク州とルガンスク州にいるロシア系住民を殺している、というのがプーチン大統領がウクライナに侵攻した口実のひとつでした。
それが本当のことかどうかは分かりません。ずーっと紛争が続いていましたから、双方に死者が出ています。そして質問者さんも今回の戦争で知ったでしょうが、戦争（紛争）が起きれば必ず巻き込まれて死ぬ一般市民がいます。撃った側は「流れ弾がそっちに行ってしまった。意図したものではない」といいますし、撃たれた側は「無抵抗の我々を狙って撃ってきた」といいます。どちらが正しいかは誰にも分からない。きっと、どっちも正しいのだと思います。戦場で見えた相手は誰だって敵に見えます。質問者さんもFPSゲームとかやったことがあるなら、味方を間違えて撃っちゃった経験は必ずあるでしょう。ゲームだと「あ、間違えた」で済みますが、実際の戦争では人が死にます。

戦争を始めるときに、ありもしないことを口実にして攻めることは実によくあることです。

例えば2003年、アメリカはイラクのサダム・フセインが大量破壊兵器（毒ガスとかそういう兵器）を隠し持っている、という口実でイラクに攻め込みました。イラクのフセイン大統領はそんなものは持っていない、国連の査察も受け入れる、どこでも好きなとこを見てもらって構わないといいましたが、アメリカのブッシュJr大統領（当時）は「ふてぇ野郎だ！そういうのがあるという確かな証拠があるのだ！」といって有無をいわさず攻め込みました。
そしてアメリカは「イラクをフセインの圧政から解放した」としましたが、イラクはその後ISがはびこり、全土でテロが吹き荒れる国になってしまいました。
肝心のイラクの大量破壊兵器でしたが、とうとう見つかりませんでした。後に、よりにもよってCIAが「イラクに大量破壊兵器は存在しない」と報告していたことが分かりました。つまりアメリカはイラクが大量破壊兵器を持っていないことを知っていて「貴様隠してやがるだろう！？さっさと出せよこの野郎！」といったのです。それで「出さなかった」という理由で攻めたんだから、ジャイアンだってもっと話が通じるだろうと思うレベルですね。

アメリカは他にも、米西戦争といってスペインと戦争をするときも、アメリカ海軍の戦艦が爆発したので「これはスペインの仕業だ」といって戦争を始めたのですが、この爆発は単なる事故であったといわれています。
また他にも、アメリカがベトナム戦争に関わるきっかけになったのがアメリカ海軍の軍艦が北ベトナム軍の艦船に攻撃された「トンキン湾事件」だったのですが、このトンキン湾事件もアメリカの捏造であったことがこちらも明らかになっています。

今日本を始めとした西側諸国はプーチンに対して「ありもしない理由をでっちあげて戦争を始めるとは狂ったやつだ」と批判しているわけですけど、ありもしない理由をでっちあげて戦争をおっぱじめるのはむしろアメリカの常套手段なんですね。

青年よ、もう17歳か18歳になったので、これが世界の現実だということを知ってください。ありもしない理由をでっちあげて戦争に持ち込むのは白人種の常套手段なのですけれど、こうやって世界中を植民地にしてきたってことなのですよ。
そして常に、裁かれるのは「負けた国」なのです。「勝てば官軍負ければ賊軍」とは、こういう意味なのです。

お礼

参考になります。ご回答、ありがとうございました。

回答No.1

q4330

ジェノサイド・・・ロシアが作った嘘です

お礼

ご回答、ありがとうございました。