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旅客鉄道の長さ
旅客鉄道はだいたい16両編成くらいがMAXのように思えます。 秋田新幹線等も東北新幹線と合体して16両くらいに思えます。 これは16を上限とする理由は何かあるのでしょうか? 例えば東京仙台と東京名古屋の新幹線は稼働率90超えてそうで、単純に20両にしたらそのぶん座席稼げると思います。増えた分先頭4両ホームからはみ出るでしょうが、二駅だけホームを長くして指定にすれば使えると思うのです。
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国鉄時代に25メートル級車両16両分として設計・建築したからです。 つばさ・こまちは20メートル級車両7両編成で、 東北新幹線10両編成と併結して17両編成になりますが、 フル規格新幹線16両編成よりは短いです。 20両編成にすれば座席数は増えますが、おそらくしないでしょう。 というのも、 東海道新幹線の普段の利用率は実はそこまで高くありません。 実際、1時間に「のぞみ」を12本運転できるダイヤなのですが、 本当に12本運転をしているのはほとんどありません。 年末年始・GWなどのピーク日のピーク時間帯位です。 言い換えると、普段は程々の予約率になるように調整しているのです。 東北新幹線も同様で、1時間に「はやぶさ」を2~3本運転できますが、 定期列車は1時間に1本(朝夕は2本)で、他は臨時列車としています。 また、朝夕の追加運転分も来月からはほとんどが臨時列車になります。 新幹線は普段から曜日による利用率の変動が高く、 列車数によって調整した方が需要に合わせた運行がしやすいのです。 1列車あたりの座席を増やすと、 その分閑散期に空で走らせる座席が増え、無駄が多くなります。
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- Ultra-Hetare
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他の詳しい方が、口を酸っぱくして書いておられますが、 要約すれば「費用対効果」ということです。 貴殿が500億円くらいJRに資金援助して、 要望を伝えれば、一部では実現できるかも知れません。
- thunderkarasu
- ベストアンサー率34% (265/762)
>ホーム長くすればいいと思うのです 長ければ良い、という訳ではない。 列車が発進しホームから抜け出す時間もかかってくる。 そうなると、混雑時には次の列車が入るにも時間がかかってしまうことになる。 長過ぎるホームは、管理上も営業上も不利になる。 用地の確保も必要であり、設備も比例して増やさなければならない。 編成端に乗車する旅客は、長いホームを移動させられることになる。 「俺の乗る24号車はまだまだ先にあるのかよ」、ということになるのは、旅客にとっても辛いことだろう。 そして安全の面でも、長ければ長いほどリスクは比例して増える。 それだけ長いものの面倒を、見なければならなくなるためだ。 ホームの「立ち番」も増やさなければならないし、カーブで見通しの悪い駅ならば、さらに必要になるだろう。 需要があるからといって、いたずらに編成長を増やしてもいいというものではないのだ。 現状の新幹線16両が、旅客列車としては線路・信号・管理・営業・安全・経済上の限界と見て良い。 この制約を乗り切るために、信号設備の改良や車両の加減速性能を向上させることにより、1時間あたりの列車運転本数を増やしており、今の東海道新幹線は最短3.5分毎運転、車両は高速鉄道車両としては世界で最も高く過酷な通勤電車なみの初期加速度を誇り、かつ高速度域性能もとっくの昔に初代0系新幹線のそれを凌駕している。 (速く加速し、早く最高速度に達し、速く減速し、早く駅に止まる) 物事には限度というものがある、ということだ。
お礼
その限度の何がネックか知りたかったんですよね。 ご回答ありがとうございました。
- platinum58
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> あくまでJRの完璧なコントロールで出したものでまだまだ余力があるという話ですか。 そういうことです。 同じ平日でも月曜や金曜は単身赴任者の移動が多いので 朝夕の臨時列車を増やす一方で、 火曜日は企業の出張なども少ないので臨時列車はほとんど運転しない ということをJR東海はやってます。 あと、「ホーム長くすればいい」と仰いますが、 新幹線が止まるのはホームだけではありません。車庫です。 大井(東京)・三島・名古屋・鳥飼(大阪)に車両基地があるため、 そこも20両編成に対応させる必要があります。 また、東海道新幹線は雪による遅延発生を前提にしています。 そのため、東京駅での折り返しに制約を出さないよう、 車両数・座席配置を厳格に統一させています。 ダイヤ乱れ時は「のぞみ」が「こだま」で折り返すのは普通です。 そのため、一部の駅・編成だけ20両編成というわけにはいかず、 すべての編成・駅を20両編成に対応しないといけません。 東海道新幹線(東京~新大阪)だけでなく、 山陽新幹線区間(新大阪~博多)の駅・車両基地もすべてです。 テレワークが浸透した関係で、出張ニーズも大幅に減退しており、 「この需要はコロナ後も二度と戻らないだろう」とされている上、 現在建設中のリニア中央新幹線が開業すると需要は分散するわけですが、 そんな中でJR東海が企業としてそういう投資をするでしょうか? 「売上増または費用減という形で回収が見込めないものに対して資金は投じない」 のが企業というものです。
お礼
うーむ雪対応で編成をそろえる必要ですか、そういった事情は知りませんでした。 自分が興味あったのは北海道新幹線否定論に対する議論だったので東北(東京福島仙台)なんですけどね。 ご回答ありがとうございました。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34516)
仮に新幹線だけだったとしても、全駅ホームを長くするなんてとてもお金がかかりますよ。なにより東京駅にそんな余裕がありますかね? そんなことをするなら列車を一本増やしたほうが全然お金がかからないですよ。
お礼
時間帯によっては増やすのは限界ですよねえ。ご回答ありがとうございました。
- thunderkarasu
- ベストアンサー率34% (265/762)
編成長は信号設備・線路設備によって、さらに旅客列車の場合はホーム長で決まる。 在来線の旅客列車では最長300m(20m車15両分)、貨物列車では牽引可能な編成重量であれば最長540m、新幹線はフル規格の場合約400m(フル規格車16両分)までとなる。 (整備新幹線区間は12両以下の区間があり) 在来線で最長編成を許容できるのは東海道本線や山陽本線等(旅客車では加えて首都圏各線等)僅かで、その他の線区ではこれ以下に制限された区間が多数となっている。
お礼
ホーム長くすればいいと思うのです(´・ω・`)
- Ultra-Hetare
- ベストアンサー率38% (204/526)
プラットホームの長さの設計の問題ではないでしょうか?
お礼
長くすればいいと思うのです(´・ω・`)
お礼
ご回答ありがとうございます。 コロナ前は9割前後の稼働率叩いてましたが、あれもあくまでJRの完璧なコントロールで出したものでまだまだ余力があるという話ですか。