東京でテレ朝はマイナーな存在なのに、なぜ系列局のABCは関西でメジャーなのでしょうか
現在、視聴率自体はTBSが低迷していますが、ステーションイメージとしては、「三強一弱」といわれるように、テレビ朝日(ANB)は東京ではマイナー感が根強くあります。少なくとも、ANBが全日・プライムで2冠をとるということは考えられません。
ところが関西地区では、朝日放送(ABC)が全日・プライムの二冠をとることもあります。関西の方々の話をきいていると、ABCのステーションイメージがラテ局でTBS系列のMBSより上だったりします。また、同じ番組でもANBよりもABCの方が高い視聴率が出る傾向があるようです。
確かにTBSが「民放の雄」「ドラマとニュースのTBS」といわれていた時代に、ABCはJNNの準キー局として、歴史に残るドラマやバラエティを当時最強の民放ネットワークに送り出していましたが、それも30年以上前のこと。もう覚えている人がほとんどいない時代の話です。
それなのになぜ、ABCは今でも関西ではステータスが高いのでしょうか。とても不思議です。その辺の理由についてご存じの方がいたらご教示下さい。
加えて、テレ朝系列は東京最弱・関西最強という組み合わせですよね。その割には、ABC制作番組の割合が特に高いわけではないというのも不思議といえば不思議です。個人的には、キー局が全て在京局である必要はないように思いますので、いっそABCをキー局とするネットワークにしてもいいのではないでしょうか。物理的に大阪で番組を制作するのは難しいと思いますが、ABCが東京で番組を制作すればいいだけの話のような気がします。その辺についてもご存じの方がいたらご教示下さい。
なお、ABCが朝日新聞社の横車でTBS系列から離脱させられた経緯は知っています。(当時からABCは上場企業だったので、今だったら株主代表訴訟を起こされかねないような話ですよね。)