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川のある地点の満潮時刻を知りたい
北海道東の原野を別保川という川が流れ、釧路川に注いています。 満潮時には別保川にも潮が上がって来ます。 釧路港での満潮時刻は気象庁発表の潮位表を見れば分かりますが、 別保川のある地点(釧路川河口から7km上流)の満潮時刻は釧路河口の満潮時刻と同じなんですか? それとも、7km遡上する分だけ遅れるんですか?7m上流とはいえ、高低差がほとんどないのでどっさり海水が入って来ているように見えます。上げ潮の時に海の魚が別保川で釣れないかと考えています。で、内陸の別保川のある地点での満潮時刻は、釧路港とほぼ同じと考えていいのですか?それともズレて遅れるのか? どう考えたらいいのか分からないのでご教示下さい。
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- mentos555
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どの地域、どの観測点でも同じだと思うのですが、ほぼ遅れます。 流入河川でシーバス釣りをしてた頃は湾の出口最外洋部から約12km上流の最上流部でも釣りしてました(50cm~1m程度の干満差あり) スケール的にあれですが、大きな水槽に泥水を入れると水量や容積にもよりますが割と端と端が均一に水位が上がり、一気に濁らずに馴染む様にじわじわ濁っていく。 近年豪雨や津波のメカニズム的実験映像を見ることがあったと思いますが、細長い水無し水槽では端から入れた泥水は津波のように反対側に押し寄せていく。 端まで到達し進行するエネルギーが消滅すれば水位が一定になる。 実は見えない淡水が上にあると言うイメージで満ち潮で比重の違いで河川等に進行していく泥水=塩水が塩水くさび、こう言うことが水中で起こってます。 水位が上限まで程度上がってる時は反対側に到達するエネルギーが少ない無い為上流部では水位上昇・流れが緩くなったと感じる、満潮前などこう言う感じですよね。 川幅や水深がある程度ある中流部では河川の地形によりますが真ん中を上げ潮が進んで行きます、この際大潮等の潮の太さによりますが、塩水くさびの影響の大きな場所は大体が上下流れが逆の二枚潮状態になります。 距離や高低差の関係で元々水量のある干満差の小さい上流部の水深の浅い場所ではその水量を逆流するほどのエネルギーは途中で損失してるので、常に表層の真水は下流へ流れゆっくりと水位が上昇します。 場所にもよりますが、上流域では水位は上がるけど全部淡水だったりもします。 googleなどで塩水くさびと検索するとHITする画像にsaltmaxさんが言う江の川の塩水くさびの画像が一番上に来ます。 自分の釣りしてる地域(他も同じだと思いますが)では上げの潮流は一定ではありません、30分程度河川の表層の流れが逆流したりすると30分は緩くなったりします(底は常に上げ潮状態で、強弱がある) で、話は戻りますけど、潮汐表の観測地点は気象庁が地域の特性に合う主要な港(標準港)を決めてるようです(航海の時は海保の潮汐表を使えと言う話)。 そこの時刻と潮位が基本となるわけですが、釣具屋さんとかにある潮汐表カレンダーなんかは多分そこですが、釣り人は大抵その場所で釣りしてないんです。 潮汐表とかの冊子で売ってたり我々の世代では携帯等々でみますよね、それには同一県内でいくつかの漁港名とかのポイントが載っています、で一番近い場所を見るわけなんですが標準港とは数値の誤差出てますよね。 その誤差が潮時差の平均的な予測の値、ごちゃごちゃ数値を書いてる潮汐表にはその時差が載ってると(+何分とか-何分とか) その誤差を頭に入れればおおよその目星は付くんですが、実際標準港でも時間通りになってません。 なので満潮時刻を迎えた後でも底潮が効いてたりしてビタ止まりになるまで30分程度掛かったりします(上で書いた30分周期の上げの影響と思ってます) こう言う事は誰もデータ化してないですね、ほぼ個人の体感や観察の結果です。 時刻が来て満潮と言う人と流れが変わって満潮と言う人の二種類しか会ったことはないです(自分はどちらかと言うと中間でしょうか)
- saltmax
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断面が二層になっておこる海水の境界を 塩分躍層(えんぶんやくそう)と言うそうです。 参考:江の川の塩水くさび によれば潮が満ちるとともに 海水は上流にのび潮が引けば下流に下がるようです。 潮汐に対する河川流量に関しては国交省の資料 https://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/kankyo/kankyou/kisuiiki/pdf/print.pdf 2-6に石狩川の資料があります。 低酸素に関しては島根県のHPに宍道湖の例として 塩分躍層(えんぶんやくそう)が形成されると 海水と淡水が容易に交わらず表層からの酸素が下層にいかないと 書かれていたので同様のことかと。
- saltmax
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大規模河川では 川で海の魚は釣れます。 海水と淡水の比重が異なるので 一機に混じり合うわけではなく 海水の上に淡水が乗り上げるような形で 海水境界面が水中にあります。 二層になっているということです。 NHKの四万十川の番組で紹介されています。 その番組では赤目がその海水部に群れでいるのが撮影されていました。 スズキなどは河口から10km以上上流でも釣れるので 日常的にリバーシーバスとしてメソッドがあります。 >内陸の別保川のある地点での満潮時刻は、釧路港とほぼ同じと考えていいのですか?それともズレて遅れるのか? 当然遅れると思って間違いないと思いますが 利用されるデータではないと考えられますので 研究もされていないと思います。ちゃっと調べた範囲では 見当たりませんでした。 検潮もできないと思いますし川に入って塩分濃度測定でもしないと わからないと思います。 船を出して水中カメラで境界面があるかどうか調べてみてはどうでしょうか。 ある程度厚さがないと魚もいられないので 港の満潮時刻から数時間たってからの海水部の厚みがどの程度かによるでしょう。付近の釣り具屋には釣果情報があるのではないですか。
補足
回答ありがとうございます。 昨日、現場に港の満潮時刻より2時間遅れて着きました。 流れが満潮前後で止まっているかな、と予想したのですが、緩やかに下方に流れていました。なぜ上げ潮になってないのか不思議に思いました。ところが6時頃になると上流から速い勢いでどっさり水が流れて来ました。魚が所々で水面に来てローリングしています。明らかに引き潮です。 ちょっと調べた限りですが、多分酸素不足の状態になっているので、あちこちで水面に来て酸素補給をしているのだろうと思いますが、どういう風になって酸素が不足したのか知識が無いので分かりません。 釧路町が何年か前の別保川の氾濫により水に浸かったので、川底を抉る大改修工事をやったようです。その後も改修工事が続き、お蔭で魚が一匹も棲まない川になりました。 しかし、厳冬期にはワカサギが遡上するのでワカサギ釣りの釣り人で賑わいます。saltmaxさん、何か考えられることはないでしょうか? それから、5時(午後)に現場に着いた時、川水が下流にゆっくり流れていたのですが、川底部では海水が遡上していたのでしょうか? 海水が川を遡上する時、海水が川水の下に潜り込むとのことですが、川水は押しとどめられたり逆流したりするのですか?それとも、表面を川水が下流に、川底部を海水が上流に流れるのでしょうか? 私が興味を持っている現場は、釣りのスポットではないので情報は誰も持っていません。この川は改修工事が続き、魚は一匹も棲みついていません。只、厳冬期にワカサギが遡上するのでその時だけ釣り人で賑わいます。それ以外は誰一人釣りをしていませんが、たまたま上げ潮の時に魚がいっぱいいるのを見たので釣りをして見ようと思ったのです。昨日は一匹釣れましたが3匹バラシました。川でのルアー釣りは初めてで要領を得ません。 釧路地方気象台に問い合わせてみましたが、河川の潮位は観測していないとのことでした。 何か助言がありましたらよろしくお願いします。