最近の殺人事件について
最近のニュースで、「死後1年経った死体が発見された。」というようなニュースをよく見かけます。
外国のニュースは、しばしば行方不明になった子供や大人のことで騒ぎが大きくなりニュースになります。結果は死体が発見されることもあれば、本人が帰ってきたり、発見されたりして、事なきを得ます。
一見ドタバタ劇に見えたり、日本だったら過剰報道か。と思えたりもします。
しかし、よく考えると、昔は日本もそうでした。私が中学校の時、近くの女性が行方不明になり、生徒全員が一日中捜索に駆り出されて山林を探し回ったことを覚えています。
市民社会の相互扶助という考え方から見れば、これが自然で、行方不明になっても捜索の協力もなくニュースにもならない社会というのは異常ではないかと思います。
家族や近親者はすぐに行方不明に気付き、恥をかいても捜索の協力をお願いするはずです。おそらく、警察が抑えているのではないでしょうか。
この私の考えは妥当でしょうか。現状認識や結論に誤りがありましたら指摘願います。私の意見は独断です。
(追加)日本の犯罪統計では、年間殺人事件(認知件数)は1500件前後となっていますが、これは事件の数でしょうか。それとも被害者の数でしょうか。また、数年後に殺人死体が発見された場合は、当然に殺人事件には含まれないのでしょうか。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/toukei.htm
補足
下山氏を台湾へ逃すために2名分の屍体を用意したというストーリィの小説小説を読んだことがあります。無論フィクションですけれど、まったく荒唐無稽な話でもありません。 また下山氏は一官僚でしたが、運輸省の先輩佐藤栄作氏のように政界入りの野心を抱いていたと言われます。そのことと関係があるかは知りませんが、彼は国鉄総裁という職務に似つかわしくない独自の情報網を持ち(国労左派にもパイプがあったらしい)、それを駆使して当時の政財界の動向(強請の種)を探っていた形跡があり、殺されたの理由はそれだったとする説もあります。 そんな諸々の話を聞くと、やはり五反野で見つかった轢断死体は、下山氏の着衣と所持品を添えた別人だったのではないかという疑念が捨て切れません。