長すぎて裾を靴で踏んじゃうズボンをはく若者
団塊の世代、男性です。
昨日地下鉄の中で二十歳くらいの若者を見ました。
彼のズボンは長すぎて裾を靴で踏んでいました。ズボンが汚れるじゃないか、構わないのか? 洗濯はしないのか? 汚れたズボンを洋服ダンスにしまうのか? 踏んづけてころんだりしないのか? そんなスタイルをかっこいいと同世代の女性は思ってくれるのだろうか?
その男のズボンはお尻の割れ目のあたりで止められている。いまにもずりおちそうなのだ。ズボンは普通、へそのあたりで止めるものだ。尻のあたりではずり落ちてしまう。吊りバンドをしているのだろうか? 活動しにくくないのだろうか?
団塊の世代が中学生の頃、マンボズボンというのが流行った。細くぴったりしたズボンだ。高校生になるとラッパズボンが流行りだした。そのころのおじさん・おばさん達が「本来余裕がなければならない腰や大腿部がぴったりしていて、余裕がなくても構わないはずの裾がだぶだぶになっている。不合理なスタイルである」と批判した。
しかし、マンボズボンやラッパズボンは一つのファッションであると反論は可能だ。裾を踏んづけて歩くズボンはファッションと言えるのか?