• ベストアンサー

アメリカ

もうすぐアメリカ大統領選ですが、(もうすぐと言ってもまだ結構日数がありますが) トランプが大統領になった時、白人層の仕事を増やすとか言っていましたが今はコロナでどこも大変な状況ですが コロナとか関係なしに実際、白人層の働く人が増えたり経済的にどうだったのですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.2

トランプが2016年の選挙戦で支持層の掘り起こしで目をつけたのは、白人低所得層。それまで共和党も民主党もあまりアプローチしていませんでした。その白人低所得層が多く住むと言われているのが、かつてのアメリカを支えた鉄鋼や自動車産業があり、現在では海外に仕事を取られて衰退しているラスト・ベルト(錆びついた地帯)と言われるアメリカ中東部。実際には地域に厳密な定義は無いので大体そのへんと言う感じで、州で言うとミシガン州、ウィスコンシン州、オハイオ州、ペンシルバニア州が代表的です。 トランプが大統領になってからこの地域がどうだったかと言うと、失業率は下がり続けました。ただラスト・ベルトだけでなくアメリカ全土で失業率が下がり続けたので、特別にラスト・ベルトに対しての政策が成功したとは見えません。またアメリカ全体で失業率が下がったのは、数字を見る限りではリーマンショック後の回復でオバマ政権時代から連続しているので、トランプは自慢するものの根拠はありません。それどころか、2019年に米中貿易戦争が激しくなると、上の4つの州では求人がへり状況は一気に悪化しました。 2017年のトランプ就任後には、ラストベルトの企業が生産拠点をメキシコに移そうとするのを強引に阻止して雇用を守ったこともあり、ましたが、結果としては高い労働賃金で競争力がなくなり企業そのものが事業を継続できなくなったりもして、うまくいっていたとは言い難いと言うのが米中貿易戦争前の話でした。 白人低所得者層の雇用確保と言う視点では、トランプの政策のおかげでうまくいったとは言えません。ラストベルトに絞ればむしろ失敗したと言っても良いと思います。 アメリカ全体の経済がどうかと言うと、これもオバマ政権時代のリーマンショックからの復活の勢いを引き継いでいるので、非常に好調でした。単純に引き継いだだけではなく、大規模な法人税引き下げ政策や、新しいメキシコ、カナダとの貿易協定などで実質GDPよりも株価の高騰を呼びこんで名目GDPが上がったと言えます。いわばバブルに向かっていた。米中貿易戦争で多少景気も冷却してバブルのリスクも治ったところがありますが、金融・経済政策は不安定でとても褒められたものではありませんでした。 何れにしても新型コロナで、それまでの功罪も全部吹き飛ばされる様な事が起こっています。 にも関わらず、トランプ陣営は、世界一の感染者数と死者数を出している新型コロナ対策でうまくやっていると自画自賛し、経済を復活させると言っているのですからあつかましいにもほどがあります。

rikimatu
質問者

お礼

ありがとうございます

その他の回答 (1)

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

アメリカでは黒人やアジア系など白人以外の方が学力が低いなど不利なことが多く、一定の割合で採用しなければならない義務が課されていたりするので、それを実力優先に切り替えるという意味だったのだろうと推測します。はっきり言ってしまえば学力が高いのは白人の方が多いので結果として白人層の採用が多くなるというわけですが、グローバル化が進んで海外から来た人でも実力があれば採用されるのがアメリカですから思い通りに行ったとは考えにくいです。

rikimatu
質問者

お礼

ありがとうございます