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先日、市販のカラー剤で染めたんですが、今まではなに
先日、市販のカラー剤で染めたんですが、今まではなにもなかったんですが、今回染め終わって乾かしたら、右の毛先5センチぐらいの部分だけチリチリになっていました。それから、トリートメント とかなにをしてもなおりません。どうすればいいですか?( ˃ ˂ )
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- Gakushaneko32
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理容師です。 実際に症状を見ませんとなんとも言えないのですが、たぶん、全国の理容師美容師全員が、「その部分だけ切りましょう」と言わなければならないのではないかと思われます。 全体のバランスを取る為に、場合によっては、いつもより若干短めのヘアスタイルになるかも……。 カラー剤 脱色(ブリーチ)した髪の毛でなければ染まらない染毛剤。技術が高い理容師や美容師なら白髪も染められますが、一般的には染まりにくいです。 ヘアカラー剤 カラー剤にブリーチ成分を加えた染毛剤。これも白髪は染めにくいです。ブリーチ成分が髪の毛を傷めます。 白髪染め剤 白髪も黒髪も染めやすい染毛剤。これにもブリーチ成分が含まれていますので、髪の毛は傷みやすいです。 ヘアマニキュア剤 マニキュアの髪の毛版。真っ黒な紙に色々な色のセロファンを貼っても黒は黒のままである様に、本来は黒髪の色は変わりません。 グロスカラー剤 ヘアカラー剤とヘアマニキュア剤のいいとこ取りした染毛剤。市販の「ヘアマニキュア」は、ほとんどがこれです。もちろん、ブリーチ成分が含まれていますので、髪の毛は傷みやすいです。ただし、ヘアマニキュア成分が髪の毛をコーティングしますので、髪の毛の傷みには気づきにくいです。 ブリーチ剤 これは、染毛剤ではありません。ただ、髪の毛を脱色するだけのものです。たまに、髪の毛に色を付けるブリーチ剤がありますが、厳密に言えば、それはヘアカラー剤です。 髪の毛が傷みにくく、綺麗に染めるコツ 1. 毛染め直前に、必ず、洗い流すタイプのトリートメントをします。これは、ブリーチ剤と染毛剤に含まれているブリーチ成分が髪の毛のタンパク質を分解する為、髪の毛が傷むのですが、髪の毛のタンパク質の代わりにトリートメント剤の補修成分を分解させて、髪の毛を保護する為です。 もちろん、毛染め後の洗い流すタイプのトリートメントもヘアケアとしては重要ですよ。 2. 取扱説明書に書かれている「放置時間」は厳守する事。ヘアカラー剤や白髪染め剤の場合、染毛剤に含まれるブリーチ成分によって髪の毛の色素と言うタンパク質が分解され、取り除かれます。髪の毛の色素が取り除かれたところに、染毛剤の色素が入り込み、その粒を少しづつ大きくしていきます。もし、指定された時間よりも放置時間が短いと、色素の粒が小さい為、髪の毛から出ていきやすくなってしまいます。指定された放置時間の最長で髪の毛の中に入り込んだ染毛剤の色素は最大となり、その染毛剤の色としては一番濃くなります。そして、色素の粒は大きくなるのをそこで止めてしまいます。つまり、それ以上は染まらないと考えて良いでしょう。しかし、ブリーチ成分は止まりません。その為、せっかく大きく育った色素の粒は、ブリーチ成分によって分解が進み、色素の粒は崩され、小さな粒の集合体となる為、髪の毛から出ていきやすくなってしまうのです。 良く染まる様にと指定された時間以上に放置しても、色落ちしやすいのはこの為です。 ですから、指定された放置時間は厳守して下さいね。