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何で男同士は薔薇で女同士は百合なのですか?

何で男同士は薔薇で女同士は百合なのですか?

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  • rikimatu
  • ベストアンサー率19% (629/3297)
回答No.1

語源は1970年代、男性同性愛者向けの雑誌『薔薇族』編集長の伊藤文學が、男性同性愛者を指す薔薇族の対義語として、百合族という言葉を提唱したことによると言われている。同誌には女性読者の投稿コーナー「百合族の部屋」が設けられた。また、従来日本においては「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、美しい女性を百合に例えることがしばしばあったが、男性同性愛者が真っ赤な薔薇に例えられていることから、伊藤はそれとの対比で女性的なイメージの強い白百合を当てたという説もある。 また、1864年に出版された『胡麻と百合』(ジョン・ラスキン著)の中で、男性同性愛を「胡麻」、女性同性愛を「百合」に象徴させたのが初出とも言われる。 当初は、女性同性愛を意味する隠語であったが、1983年にレズ(レズビアン)作品である日活ロマンポルノ映画『セーラー服 百合族』(現在は『制服 百合族』に改題)が人気を得たことにより、百合は隠語ではなく、女性同性愛を意味する言葉になったという。ただし、現在の意味で普及したのは2000年代前半以降のことである。『マリア様がみてる』ブーム、百合ブーム[注 3]があり百合という言葉が使われるようになった。性的指向を率直に表す「レズ」という言葉に比べ、「百合」は軽めの女性同性愛を意味する言葉として定着していった。しかし時には、官能的な女性同性愛のことも百合と称される場合がある。

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  • ryuzin
  • ベストアンサー率44% (255/570)
回答No.2

rikimatuさんが日本に於ける薔薇と百合の意味合いを書かれていますので、不完全だとは思いますがその補足として薔薇に関しての回答をさせて頂きます。  薔薇の歴史として愛の女神(アフロディーテやヴィーナス)と紐付けられていた事もあって、中世位になると西洋では薔薇を男性が女性に贈る事が美徳の一つとして確立されました。また貴族であれば女性は家内に居るべき存在であり、外周りの見栄えのいい仕事といえばもっぱら下位の男性が担当していたという背景もあります(女性も働いてはいましたが今でいう所の裏方的存在で表にはまず出ません)。当然薔薇の栽培に関しても同じです。  で、傍からみたらそれがどういう状況になるかというとですね。男性が男性と愛(薔薇)について語らっているという訳なのですよ。当人達にとっては真面目に薔薇を女性に送るに当たって語らってるだけなのですが女性目線からしたら男性が男性を口説いている様にも見える訳なのです。故に薔薇と薔薇はセットで扱われる様になってしまったとも言えるのです。

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