あなたの文章がややこしいというか、わかりにくいのですが、
1.初めて日本シリーズで優勝した球団が、ペナントレースでは2位以下であったのが1975年での阪急ブレーブスだけなのか?
という意味であれば間違いです。現時点でそういうケースはないでしょう。
厳密に言えば、確かにこの年度のパリーグは前後期の2シーズンで、阪急は前期優勝ですが後期最下位、トータルの勝率では後期優勝の近鉄に及ばす2位ですが、当時のルールはプレーオフを制した球団がリーグ優勝となるため、下剋上とは言いません。同じ意味では2004年や2005年などのパリーグはトータル2位の球団がプレーオフを制してリーグ優勝になってるので、いずれもルール上では下剋上とは言わないでしょう。要はあなたが下剋上という概念をどう解釈してるのか、によりますが、一般的に「ルール上」2位以下の球団が日本シリーズを制した場合を下剋上と言われると思います。それはセパ両リーグが導入したクライマックスシリーズ以降のことになると思います。
あくまでルールに関係なく、レギュラーシーズン2位以下の球団が日本シリーズ初制覇した球団、とこだわるなら、ご指摘通り阪急が唯一になると思います。
2.近鉄がトータルでの勝率1位となった年度でで、近鉄以外の球団を含めたパリーグの日本シリーズ優勝、ということならご指摘通りとなると思います。
近鉄はこの年は優勝扱いにはならず、優勝扱いとなったのは過去3回はいずれも日本シーズは勝っておらず、これら以外で近鉄の1位のシーズンはないと思われます。