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5.1chサラウンド・ステレオ放送をDVDーRAMに録画したら立体的に聞こえる?
- ステレオ放送をDVD-RAMに録画すると、立体的な音がヘッドホンから聞こえるかどうかについて質問です。
- アナログWOWOWなどの5.1chサラウンドステレオ放送をDVD-RAMに録画してヘッドホンで聞くと、立体的な音が聞こえるのでしょうか?
- また、ヘッドホンと機械がセットになっているオススメの商品についても教えてください。
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Q/アナログWOWOWなどの5.1chサラウンドステレオ放送をDVD-RAMに録画してヘッドホンで聞くと、立体的に聞こえるのでしょうか? A/DVD-RAMに5,1ch放送の録画をしても2chのステレオに変換されます。現在、5,1chで録画できる家庭用DVDレコーダーは無かったはずです。そのため、録画しても2chのステレオとして再生することしかできません。まあ、DP2対応のデコーダを使えば5,1ch相当の迫力が再現できるかもしれませんが・・・ その前に、アナログ放送には5,1ch放送はないでしょう。 3-1ステレオの間違いではないかな?(まあ、昨年地上波でDDP2エンコードの放送がTBS系で行われたようですが・・・) まあ、D-VHSであればAAC5,1chに対応していますが、アナログ放送の3-1ステレオを3-1ステレオサラウンドで録画するモードを備えたビデオデッキはたぶんないはず。 Q/5.1chサラウンドヘッドホンを教えていただけないでしょうか? A/現在5,1chのバーチャルエミュレートに対応しているのはソニーのMDR-DS8000 5,1ch,DD、DTS、DP2、AAC 6,1ch、DDEX、DTS-ES独自出力、 に対応します。 同社DS5100 DS8000の前世代、5,1ch対応。DP2なし。 同社DS3000 廉価版で、5,1ch対応。DP2あり。 同社製品カタログは下。 http://www.ecat.sony.co.jp/avacc/headphone/cate01.cfm?B2=92&B3=403 パイオニア社製 SE-DIR1000C 最上位6,1ch(DDEX、DTS-ES対応) DP2、DD、DTS準拠。 SE-DIR800C 5,1ch対応。 低価格製品。DS3000と競合する製品。 http://www.pioneer.co.jp/catalog/ht/index_2.php オーディオテクニカ社製 ATH-DCL3000 5,1ch対応。DD、DTS、AAC、DP2対応。 http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-dcl3000.html この6製品が現時点でDolbyDigital、DTSバーチャル認証を正式に受けている製品。これらはサラウンドヘッドホンですがあくまで2chスピーカーから5,1ch相当の音を出力するもので、本来の5,1chの音声を必ず実現できるわけではないです。 Q/ステレオ放送は2つの音声で、5.1chのようにたくさんの音声では聞こえないですよね? A/ステレオ放送とは2つのスピーカーから別々の音が出る立体音声のことです。 5,1chとは6つのスピーカーを用いてその全てから別々に異なった音が出る立体音声のこと。 それぞれの特徴は、ステレオは前(フロントスピーカー)からしか音は聞こえませんが左右の音の移動を感じることができます。 5,1chは、前に4つのスピーカーが後ろに2つのスピーカーが配置され、それぞれに次のような役割を持ちます。 フロントスピーカー 前テレビ、投射画面の左右2カ所で前左右の音の移動を再現(通常のステレオ放送はこれだけで再現されます) センタースピーカー テレビ、投射画面の直下、直上に配置ボーカル、主役の声などを主に再現 ウーファスピーカー 爆発音、コントラバスや大太鼓など低く重みのある重低音をより強力に再現するスピーカー。通常は視聴場所の前方向の左右下のどちらかに配置します。 リアスピーカー 後ろからの音、背後に迫る音を再現します。視聴場所の後部上方下向きに設置するのが望ましく、左右2カ所に設置しそれぞれ後部左右の移動を再現します。 これが5,1chで、全て独立し別々に音の役割をもっています。これを確実に再現するには 専用スピーカー(うちリア、フロントは同一製品が望ましいかな)が6本、 5,1ch音声で収録されたDVDなどのコンテンツ(情報の内容) 5,1chに対応した音声処理装置(AVアンプなどデコード機器)が必要になります。 これら3つが揃ってやっと5,1chになります。 ちなみに、サラウンド(囲み/Surround)と呼ばれるのは、音があたかも実際にその場にいるかのように自分のまわり全体から聞こえる様を表すために使われています。 <用語> DD=DolbyDigital(ドルビーデジタル)の頭文字。米国ドルビーラボが開発したサラウンドフォーマット。音声圧縮技術AC-3を用いたサラウンド技術。現在ではほとんどの映画、DVDなどで使われている主力のマルチチャンネル音声圧縮技術。 DDEX=DolbyDigitalEX(ドルビーデジタルEX)。上記サラウンドのリア成分にマトリックス(混合)エンコードを用いて、リアセンター音声を加えた上位サラウンド。6,1chスピーカーに対応する。 DTS=DigitalTheaterSystem(ディーティーエス/デジタルシアターシステム)。米国デジタルシアターシステムズが開発したサラウンド技術。DDに比べ圧縮率の低いAPTを用いることで音質の劣化が少なくクリアな音声が楽しめる。最近はDDに次ぐ勢いで使われている。最大8chサラウンドまでに対応できる余裕のある設計。 DTS-ES=Dts-ExtendedSurround(同イーエス、エクステンディッドサラウンド)。DTSの上位規格6,1chマトリックスサラウンド、ディスクリート(独立)サラウンド、及びNEO6(バーチャルサラウンド)に対応する。 DP2=DolbyPrologic2(ドルビープロロジックツー)。マトリックスエンコードを用いたサラウンド技術DPを拡張したバーチャル拡張サラウンド。元々ステレオアナログ音声の中にさらに2ch分の音声を加算するマトリックスエンコードを用いたサラウンドであるDPを、独自の補間によって5,1chで再現できるようにするというもの。通常のステレオ音声も5,1ch化することもできる。 バーチャルサラウンド=疑似(Virtual)サラウンド。実際には存在しないサラウンド成分をコンピュータ処理を用いて擬似的に再現する手法。2chの音声を5,1chスピーカーに振り分ける技術や、5,1chの音声を2chのスピーカーであたかも5,1ch環境にいるかのように見せる手法などがある。 特に後者は、HRTF(東部伝達関数理論)として理論化される。これは、人の耳が2つしかないのに何故後ろの音を感じることができるのかを物理的に計算した理論。 この理論を使ったものは、実際に耳の中に到達し鼓膜に届いた瞬間の音を計算し2つのスピーカーから出力すればそのまま聞いただけで5,1ch相当と錯覚してしまう。
補足
親切なご回答ありがとうございました。 5.1chサラウンドのまま録画する機械については、値段の関係もあり、断念することにいたしました。 そこで、ステレオ音声を5.1ch化するDP2とかバーチャルサラウンドというものに興味を持ちました。URLを拝見させていただきましたが、専門的で分からない部分がありました。 お手数ですが、 ・ステレオ音声を5.1ch化するもの ・2~3万円くらいで買えるもの ・市販やレンタルのDVDを見たとき、5.1ch音声で聞けるもの ・将来長い目で見ても役立ちそうなもの(どんな面で役立つのか、ということもあわせて記してくださると幸いです。) の条件を満たしたヘッドホンを教えていただけないでしょうか?また、他にどんなよい機能がついているのかも教えていただけると幸いです。お願いいたします。