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スーパーボウルとはアメリカの紅白歌合戦でしょうか
NFLの優勝決定戦であるスーパーボウルとは、アメリカの紅白歌合戦のようなイベントでしょうか。
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- koncha108
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国民の多くがテレビで見る年に一度のイベントとしてはそう紅白歌合戦見たいなところもあります。ただ盛り上がりや社会的な意味年は紅白よりはるかに重要です。 NFLに限らずアメリカではフットボールの人気が非常に高く、秋から冬にかけて日曜日はNFLの試合がテレビで放映されるので、街は人出が減ります。店やゴルフ場などでは来客を確保するために「フットボールサンデー割引」の様なキャンペーンを打つくらい。カレッジフットボールも人気で、自分の出身校が出ていないにも関わらずテレビ観戦する人が多いです。 スーパーボウルはその頂点なので、人気は凄まじい。この日に外出したり旅行の計画を立てる人は少ないだろうし、何日も前から友達とテレビ観戦するためにパーティーの準備をする人もいます。 ここまで人気があるので、試合そのもの以外にも様々な現象が置きます。まず、どの企業がスーパーボウルのスポンサーになり、テレビCMの枠を確保するかと言うことが話題になります。スポンサーシップやCM枠の購入は高額になるので、どの企業が権利を手に入れるかで企業の経営上状況を分析しようとする人もいます。企業は全米で高い視聴率をえられるので、わざわざスーパーボウルのためだけにコマーシャルビデオを作りますが、ありきたりのビデオと言う訳には行かないので、趣向を凝らして印象を与えられるものを作ります。 https://www.youtube.com/playlist?list=PL63X6URvp-zaWr3LJ6IEgvSfYVM_LQinY これがまた、世相をどうあらわしているのかが、メディアや評論家に分析されたりします。毎年空気を読みきれ無いCFを流して、社会的批判を浴びる失敗作も出てくるのですが、最近のアメリカは社会が分断しているためか、昨年は割と当たり障りの無いチャレンジの少ないCFが多かった様に思います。 そう言うこともあって、フットボールにそれほど興味が無い人でも、企業人としては職場の話題としてもスーパーボウルは見ない訳には行かない。 また、ハーフタイムショーも試合とは無関係に話題になります。ハーフタイムショーの出演はノーギャラなのですが、これに選ばれると言うことはまさにアメリカを代表するアーティストの証なので、例年出演希望者が殺到します。ところが、昨年は様相が変わっていて、NFL内の人種差別問題が社会の批判の対象になり、ハーフタイムショーへの出演を拒否するアーチストが出てきてなかなか決定できない中。結局マルーン5が受けたのですが、受けたマルーン5を批判する声も社会から上がり、やはり今のアメリカ社会の分断を反映していると話題になりました。今年はあっさりと、ジェニファー・ロペスとシャキーラと言うヒスパニック系の2大スターに決まっちゃいましたが。 ちなみに人種差別問題と言うのは、NFLの試合の前の国歌斉唱の時に、起立せずに地面にひざ立て(kneel down) して人種差別に抗議する動きが選手の間で広がったのですが、それをまずトランプが批判し、NFLがひざ立てに対して罰金をかすルールを作ったため社会的な批判がおきた事件です。アメリカでも賛否両論でトランプ政権下での社会の分断の現象の一つです。 私はスーパーボウルは毎年テレビ観戦しますが、不思議なくらい毎年手に汗握る逆転劇が起こります。ただ去年はニューイングランド・ペイトリオッツが危なげなく勝利し、試合展開そのものは盛り上がりに欠けました。それでも、スーパーボウルは試合だけでなくあらゆることが話題になるので、アメリカ人的には仮に試合を見逃したとしても関連のニュースは頭に入れておかないと話題についていけないと言うことになります。
- eroero4649
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紅白歌合戦と大晦日格闘技イベントと箱根駅伝と日本シリーズとサッカー日本代表の大一番と富士ロックフェスティバルを足してそのまんまにしてさらに盛り上がってるという感じでしょうか。 なんかもう別格のアメリカ国民全員が注目する日みたいですね。アメフトのルールを全く知らない女性もスーパーボウルだけは見るそうです。昔、ジャネットジャクソンがスーパーボウルのハーフタイムショーで乳首を出して全米から怒られたのは、アメリカ国民をして神聖なるスーパーボウルの日になにをやらかしとんのか!ってことだったのです。