人間は力や効率で機械に負けてもそれで自尊心を傷付けられはしなかったのでしょうが、
AIが今の囲碁や将棋で人間より圧倒的に強くなりさらにいくらでも進歩できるようになると、世界一自分が強いという自尊心は目標にすら全くならなくなりました。 世界一強いAI将棋を作るという目標はありえますが、できたAIは製作者自身にすら、そのなぜそこまで強いかを説明も理解もできないような自己学習型モデルのAIとなっています。現時点でも。
ただし、今も、囲碁も将棋も楽しんでいる人は多いです。人間同士で勝敗を競いながら、心理戦、ある種のコミュニケーションを楽しむこともできるともいえるからと思われます。
AIの進歩にともない、人間が働き方として比較的残しやすいものは、人とどうかかわれるか、コミュニケーションや楽しい仲間作りという部分にかかわる仕事ではないかと思っています。
神のごときAIは一部の人間が使用して、貧富の格差の頂点を極め、
効率化により、平均的な生活レベルも今よりもある程度はさらに進歩して、
人々の仕事は、人との着きあい方を作り出す、コミュニケーションサービス業のようなものが主流になる。
今ある仕事だと、スナックのママのような仕事は今後も大切なのだと思います。
人生の酸いも甘いも知り尽くして、疲れたお客さんの馬鹿話の相手もしてあげて、楽しかったり、息抜きして、あげて、でも結局商売で金はきっちりとるような仕事を、多くの人がやることになるような未来を想像しています。
お礼
なるほど、非常に参考になる回答、ありがとうございました