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iPS細胞事業の政府支援打ち切りの意味
- 政府が山中伸弥のiPS細胞備蓄への支援を打ち切るとの報道に、SNSでは様々な意見が寄せられています。
- 政府の評価は山中がその程度の学者だとみなしているのではないかという指摘もありますが、政府は既に多額の支援を行っており、国民の利益になる結果を出すことが求められているという意見もあります。
- また、政府からの支援を続けるためには増税が必要になる可能性も指摘されています。
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iPS細胞の研究は既に実用段階になりつつあります。 ですから政府が支援しなくても資金調達は容易ですし政府が支援する事でかえって足枷になる可能性があるので支援を打ち切る判断がなされたと考えられます。 海外への技術の流出は今更騒ぐものではありません。 世界と言ってもその国が買収するわけではなく企業が行っています。 日本の企業がその価値を理解していないだけの話であって日本政府を責めるのは間違っています。 ネットで騒ぐ人達は自分で金出せば良いだけなのに自分たちは1円も出さずに騒ぐだけの無責任な行動は迷惑以外の何ものでもありませんね。
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- koncha108
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この話、山中教授とiPS細胞が有名だから報道されると表面的な賛否の話になっていますが、そもそも素人には備蓄事業も政府の支援の判断も良し悪しがよくわからん。ただ、 >平たく言えば、政府支援に足るだけの価値ある学者になってくださいってことなのかと。 んなことは無いです。iPS細胞の発見はノーベル賞に値する素晴らしい研究成果だし、その成果は臨床でも使われるようになってきているし、派生した研究でも国の内外で進歩しています。 一方で、再生医療研究での政府の支援がiPS関連に偏っているのも事実のようで、学者の中でもやっかみも含めた批判が出ているようです。文科省が支援打ち切りを打診したのは京都大学iPS細胞研究所への支援の全てではなく、「再生医療用iPS細胞ストックプロジェクト」。これは言ってみれば献血のようにあらかじめあらゆる人の体に合う様様々なタイプの細胞の提供を募集して、必要な時にすぐに医療器機関や研究施設に安価で提供できる様ストックして置くもの。2013年に始まり、政府は10年間の支援の方針を打ち出しました。ただ医療の研究ではなくiPS細胞の流通の仕組みなので、ひょっとしたら最初から文科省の補助金と言うのは違和感があったかも知れません。研究ではなく事業。でもノーベル賞受賞の翌年の話でもあり、ネームバリューや政府としても支援するのに世間体が良いと考えたかも知れない。何れにしても約束は約束。ところが、当初予定していた細胞の種類が集まらず、途中で方針変更し、一方iPS細胞の提供を期待している企業の要望とも異なってきました。支援打ち切りの打診にはそう言う背景があったと思われます。一方で、iPS細胞はすでに臨床で利用され始めているので、もはや政府の補助金ではなく企業からの資金や事業収入で成り立たせろと言う見方もあったかも知れません。 でも、献血を例に取ると、そう言う国ぐるみの必要不可欠な共通インフラを特定の私企業や寄附金で作ると言うのもおかしく、また全く新規の仕組みがまだプロジェクトの途中なのに、支援の価値が無いと言う判断も身勝手だと思います。また、誰もやったことが無いプロジェクトで計画変更があることは予想されることで、目的と目標が変わらなければ、判断は目標に対する達成度を持ってするべきでしょう。この備蓄事業って本来一研究機関のプロジェクトじゃなくて国家プロジェクトとするべきで、お金のでどころも文科省じゃなくて、経産省や厚労省、あるいは内閣府なんじゃ無いの?と言う気がします。 > 政府から山中にまともなカネを渡すとなるのならば、増税になるのかと。 年間10億円程度です。国民一人当たり年間8円くらい。この事業で期待できるリターンを持って判断するべきでしょう。
- eroero4649
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>「山中がその程度の学者だった」とする政府の評価なのでは。 ノーベル賞を受賞した科学者に「その程度」とは恐れ入ります。
- okvaio
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以下のような意見があったようですが、事業は継続されます。 --- iPS細胞を使った再生医療の事業化を進める研究者からも「CiRAへの支援について検討がなされたことは当然のことだ」という意見が上がる。「iPS細胞に研究費がついたことで優秀な研究者が集まったという実績はある」としつつ「しかしその分、他の研究領域が割を食った。適切な評価が行われるのは妥当だ」と同研究者は強調する。 政府はiPS細胞を使った再生医療の実現を掲げ、22年度までの10年間、補正予算を含め1100億円の研究費を投入するなど、文部科学省を中心に強力に研究開発を後押ししてきた。CiRAの再生医療用iPS細胞の備蓄事業はその中の目玉と位置付けられ、20年度も約9億円が予算の概算要求に盛り込まれている。 https://newswitch.jp/p/20347 --- iPS細胞の備蓄事業で使われる金額はこの程度です。 たいした金額ではありません。 このぐらいでしたら、無駄に使っている、例えば、大臣在任1ヶ月で 500万円(3人合計で1,500万円)、あのN国党の丸山穂高衆院議員に 300万円強などのボーナス、国会議員定数削減されない分など、 税金を適切に使えば、直ぐに用立てられます。 この辺を真剣に考えてもらいたいものです。