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第二次世界大戦の従軍慰安婦、強制性はあったの?
第二次世界大戦の従軍慰安婦、強制性はあったの? 軍の関与があったという物的証拠があれば教えて欲しいです。 強制されたという証言がありそれがまるっきり嘘だとは言えないと思いますが、そのことからなぜ軍が関与していたと言えるのかが分かっていない状態です。
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> 第二次世界大戦の従軍慰安婦、強制性はあったの? 少なくとも、軍の指揮命令の元に軍に属する兵士、憲兵が直接朝鮮人の娘を有無を言わせず連行して慰安婦にしたと言う証拠はないと思います。 ここから先の論争は泥沼で、追求する価値があるのか、真実を特定することができるのか疑問です。と言うのも、元慰安婦側からの証言を、ことごとく虚偽、曖昧、記憶違いと片付けようとする人たちと、断片的に手に入った記録を軍の関与を示す証拠と言い張る人たちと、それぞれ結論ありきの話ばかり目につく一方、日本軍側の公式な記録はかなりの物が敗戦時に焼却廃棄されている。動かぬ証拠を見つけるのは不可能のように思えます。そうは言っても、破棄されずに残された膨大な関連資料が公開されているのですが、その中で度々慰安婦の募集に軍が関わったことを示す証拠として、あげられる「軍慰安所従業婦等募集に関する件」は、強制募集がなかったとする人たちからはむしろそれを示す証拠として扱われているので、同じ記録を見てすら180度違った解釈になり、膨大な資料を調べて見ようかと言う気を無くさせます。慰安婦問題に火をつけたと言われる吉田清治氏の著作が虚偽だとわかると、慰安婦問題の論点も募集の強制性から、慰安所の運営に対しての軍の関与と、慰安婦たちの強要された奴隷的なサービスに論点が拡大・変化し、「性奴隷」と言う言い方も問題になって来ています。この点に関しても元慰安婦支援・擁護派と、慰安婦問題を捏造とする人たちの間で、それぞれ根拠に欠けた論戦が張られています。その中で、一つ中立・客観的に状況を垣間見る著作があります。 「朝鮮出身の帳場人が見た 慰安婦の真実」。戦中のビルマに仕事を探しに言って、慰安所の帳場人を経験した朝鮮半島出身の人の日記を編集・翻訳したものなのですが、非常に貴重なものであると共に、慰安婦問題で日本政府を批判する人たち(吉見義明氏を筆頭とした)、その人たちに反論して批判する人たち(秦郁彦氏を筆頭とした)のどちらの見方も否定するような事実が書かれていて、ただ目的が私的な日記ですから何かを結論づけるようなものは何もありません。 これを読むと、慰安婦となった娘たちが、慰安所に連れてこられるまでは慰安婦にさせられるとは思っていなかった人がいる一方で、知らされてはいなかったものの、薄々感づいていた人もいた。慰安所は軍と独立した民営の施設で、ビジネスとして運営されていた一方、時として軍の経営に移ることもあり、日頃から兵站に様々な便宜を受けていた。現地には現地人による売春宿も存在していたが、日本軍の将校・兵士は慰安所を利用していた。意味合いも売春宿と言うよりは、軍のある目的を満たすための施設、慰安婦はその施設の従業員と言う印象。慰安婦には給料が軍票できちんと支払われ、週1日の休暇も与えられていた。休みの日には映画や買い物に出かけることもあった。とは言えある時期から休みは月に二回に減らされ、決して楽な稼業ではなかった。病気等で朝鮮半島に送り返される慰安婦もいたが、廃業の自由があったかどうかは別として、自由に帰国できるような場所ではなかった。稼いだ軍票を銀行に預けたり、国に仕送りをすることもあったが、軍票自体が戦時中に激しく価値が暴落しているので、どれ程の価値が残っていたのかは不明。戦闘がある地域に派遣された慰安婦は、戦闘から逃れる途中死ぬ事もあった。等々。 軍が慰安所の運営に強く関わっていたのは間違いないし、その需要に従って朝鮮半島で慰安婦の調達が行われていたのは確か。その調達方法が紳士的な物であったとも思えない一方で、軍が直接やっていた訳では無い。でも軍の指揮命令系統を離れて、軍属や憲兵が慰安婦の調達に関与してなかったとも言い切れない。駐留地では民間の邦人(朝鮮人を含む)も軍の指示の元動くと共に、軍や兵站から便宜をはかられていたので、時代背景や現地事情からすると事さら慰安所軍の関与を強く受けていた訳でもなく、一方で軍の意向にそった軍のための施設であった事も間違いない。ある意味当たり前で想像に難く無い話ですが、根拠なく論敵を非難する人たちに誤りを示す内容が含まれた著作だと思います。
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- dragon-man
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「従軍慰安婦」は朝日新聞の造語で、それなではこういう日本語はありませんでした。「従軍慰安婦」は言い換えれば兵隊相手の売春婦です。戦前はどこの国も売春は合法でした。日本も売春が非合法になったのは昭和33年に成立した売春禁止法以降です。世界の奥も戦後になってからです。オランダのようにいまだに合法の国もあります。ここまでが前提、 当時(戦前)、売春は合法でしたが、誰もが好き好んでやるような仕事ではありませんでした。特に若い女性は自ら進んで売春婦になるような人は少なく、周りから奨められたり、強制されて渋々やるような仕事でした。1991年に従軍慰安婦として名乗り出た金学順さんは、親にキーセン(韓国の売春婦)に売り飛ばされたと証言しています。これは一種の強制性を示しています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%AD%A6%E9%A0%86 当時売春業は民間経営で、兵隊相手の売春宿は業者が基地や兵営の近くで経営していました。これは日本だけではなく世界共通です。どこの国の軍隊も基地の周りに売春宿がありました。日本兵だけが性欲が強かったわけではありません。そのことが従軍の意味であって、日本軍が関与したと言う意味ではありません。日本軍が関与したという証拠を韓国や言い出しっぺの朝日新聞がさんざん探し回りましたが、いまだに何一つ見つかっていません。最初に従軍慰安婦の記事を書いた朝日新聞が、24年後の2014年になって従軍慰安婦ねつ造だったと白状しています。読んでみて下さい。 https://www.asahi.com/shimbun/3rd/2014122337.html
- roadhead
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日本軍が関与したと言う証拠は一切ありません。 あるのは証言だけです。 しかし証言した慰安婦の第二次世界大戦当時の年齢を考えると5歳になっていなかった人達もいるので実際にはその10年後に韓国が参戦したベトナム戦争での話であることが客観的に考えると合理性があります。 強制的に連行されたと言う証言内容の状況もベトナム戦争当時の韓国軍が行ったと考えれれば矛盾点はありません。
朝日新聞が書いた記事は間違いだった事は検証され確定しましたね。質問者さん、新聞読まないの?
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補足
読みません