人生の達人

質問

達人とは、広く物事の道理に通じ、人生を達観した人、と辞書にあります。
では、実際、どういうときに、どういう言動をする例がありますか。
見聞きしたことや本で読んだものど具体的な事例を教えてください。

例１:スランプに陥って悩んでいる人がいる時、
「それは大きな飛躍が起きる前兆だ」
と教えて励まし、実際にその後大きな成長をした例。
プラトー理論という発達心理学？の裏付けがある上に、
励ましにもなり勇気づけられます。
単なる「塞翁が馬」でないところがすごい。

例２：勝海舟の談話から。
水商売の女と切れようとしたとき、大金を要求され、
だめなら世間にバラして窮地に追い込んでやると脅
された男がいた。そして勝の所へ相談に行った。
勝が、或る程度お金を用意して渡し拝み倒せ、と助言。
その通りにすると、随分と力のない男だと悪態をつき
つつ金を納め、無事おさまった。
「どうしてあなたはそんなことを知っている」と勝は
詰問されたらしい。
それは人情の機微をわきまえた達人だったからでしょうね。
父、小吉の代からそうでした。

回答No.5

citytombi

昔、稀有の政治家として田中角栄という人物がいました。
稀有と言ったのは、中卒でありながら総理大臣にまで登りつめたからです。
晩年は寂しい結末を迎えましたが、それでも今の軽薄な政治家には見られない重みがありました。
彼の語録から、人生の達人を読み取ることができます。
http://motiv.top/word/tanakakakuei/#i-4
「いやなことは、その日のうちに忘れろ。自分でどうにもならんのにクヨクヨするのは阿呆だ」
なんてのは、皆に共通することでは・・・

お礼

なるほど、名言が多いですね。
晩年はさすがにアメリカにやられて寂しい結末を迎え
ましたが、運命でしょうか。

農民から身を起こして天下を取った、太閤秀吉や朱元璋
ような人です。

回答No.4

eroero4649

老子だったか、昔の中国のこんな小噺で。
ある金持ちが川に流されて亡くなり、下流に住む農民が遺体を引き上げた。金持ちの家族が謝礼を持ってその農家を訪ねたら、法外な礼金を要求され、くれなけば遺体は返さないといわれた。困った金持ちが老子の元へ相談に訪ねると先生曰く「慌てることはない。ヨソに売れるものでもない」と。
突然に金持ちの一族がつれない態度に出たので農家が慌てて老子の元へ相談に訪ねると先生曰く「慌てることはない。他の遺体で済ませるわけにもいかない」と。
先生は双方から相談料だけはたっぷり頂いたとかどうとか。

美人と結婚するべきか、ブスと結婚するべきか、ソクラテス先生に尋ねると、先生曰く「ブスだと時々他の女と遊ばないと気が済まないから、遊興費がかかるよ。美人だと、いずれ君の独占というわけにはいくまい」と。
それならば、そもそも結婚すべきか、それとも独身でいるべきかと問うと、先生は肩をすくめて曰く「どのみち後悔するさ」と。

お礼

老子は達人の神様、ソクラテスも押しも押されもせぬ達人、ですね。

後者は、悪女と結婚したら哲学者になれる、が続くんでしたっけ（笑）

回答No.3

芙蓉の華（@purimuro-zu）

達人ではありませんが
私は勝海舟に賛成です。

☆よく言われる事ですが
　お金を貸すときは相手にあげても惜しくはない金額を
　貸して催促をしない　
☆物を買う時、値切る時など　絶対に相手が値引かない金額を言う。
　するとそこまでは安くはならないがその二分の一位は安くなったりします。
☆使用人に物を盗まれたりする事はありますが
　たまにはわざと盗まれても良い物を置いておく

駆け引きは男女の仲、その他いろいろありますが
人の心に入るには結構修行と技術が必要です。

お礼

金に関して勝は淡泊だったようですね。
上野でスリにお金を取られそうになった時、
捕まえてもそのお金を与えたという話もしています。
「お前が気を置いた金は気持ちが悪いから」
と言いながら、実は泥棒学の授業料だったとか。
妙な研究ですね。
世情の勉強にはお金がかかるということでしょうか。

「金に固執しない」も、達人の心得かもしれません。
でないと安田財閥の創始者のように命を落としかねない。

回答No.2

5mm2

五時から男の、高田純次さんが、そんな感じがします。
羨ましい。

お礼

女と切れる技とかは知っていそうですね。
でも、それだけかも。（笑）

回答No.1

longrailjpn2018

医者、弁護士などの士族は達人だと思います。

要は超専門家・プロフェッショナル、大学教授🎓、博士、教授、ジャーナリストやアナリスト、アナウンサーなんかも。

お礼

専門的な知識人。
でも彼らが必ずしも人生の達人とは限らないと思いますよ。
私生活では随分見苦しいドタバタ劇を演じる人は多いようです。