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洪水、排水ポンプ
なぜ、あんな細い、ホースのポンプで排水しているのですか、もっと大きい、直径2m位のホース、ポンプ器具があるのでは、小さいのがあるのだったら、10倍の物を作れると思うのですが。
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- Broner
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直径2m位のホースで、ポンプ排水して欲しいですか。 ポンプは、大きな羽根車を回して、真空を造り、水を汲み上げているのです。 その吸引力は、すごいものです。 その中に、砂利が入れば、摩擦で回りが悪くなる。 羽根車が砂利をかむので、機能低下して、遂には止まります。 砂利をかまないようにするには、最低10mの水深が必要でしょう。 そんな、水深の河川は無いでしょう。
そんなもの、他のときどうするんですか? 使わなければ何年もの間、維持管理だけのために、お金をかけて置いておくのでしょうか。 排水ポンプに使っているのは、そもそも専用に作っているものじゃなく。消防ポンプ車です。 周囲の自治体などからも協力依頼をして、消防ポンプをかき集めて使用しています。 消防署で2mなんてホースを使うようなポンプ車なんて使いようがありません。 だから細いホースですが、台数を集めて、排水作業を行なっています。 洪水が起こったときだけのために、何十億もかかる物を日本中に配置し、毎年何千万もかけて、いつでも使えるように、整備を続けるんでしょうか? 消防用のポンプ車なら、普段も各地の自治体で消火活動に使うことができますし、規格も数種類で各規格毎の変換アダプタなどもありますので、それらを使って使われています。 そもそも、洪水は、川のそばだけじゃありません。 離れていれば、数台のポンプ車で中継を行わなければ、水を送り出すこともできません。 そんな規格外れのものを少量用意したところで、実際の災害ではほとんど役に立たないですよ。