お父さんは退院されて現在は自宅療養中のようですが、本来ならば
お父さんが自らお見舞いに来て頂いた方の家に出向いて御返しをす
るのが常識とされています。
会社に直に持参すると、お見舞いに来ていない人の目もありますの
で、出来れば会社に出向いたり会社宛てに御礼の品を送るのは避け
た方が良いかと思います。
お父さんに聞けば元同僚の方の住所は分かるはずですから、まずは
お父さんにその事を聞きましょう。
分かればその住所宛てに御礼の品と御礼状をしたためて送るように
しましょう。
葬祭の場合は半返しが基本ですが、今回の場合は御祝と同じですの
で、別に半額には拘らないで下さい。
相場としては半額以下で、頂いた額の4割で構いません。その額を
品物に代えて御礼をします。
間違ってもギフト券や商品券で御返しするのは避けましょう。
商品券やギフト券は現金と同じ扱いになり、現金を頂いて現金で返
すのは相手に失礼とされています。
品物ですが、貰われた相手が喜ばれる物が一番です。タオルセット
等のタンスの肥やしになるような物は避けましょう。
相手が酒好きであれば、ビールや洋酒セットも喜ばれると思います。
送る際ですが、熨斗は快気祝い、退院祝いで構いません。品物だけ
送るのは失礼ですので、必ず御礼状を入れるようにしましょう。
商品を購入する店舗に行かれ、包装して貰う前に御礼状を入れて貰
います。出来れば店舗から配送出来る所が良いでしょう。
送る期間ですが、お父さんの体調を考えて、出来れば1ヶ月以内に
済まされた方が良いかと思います。
自宅療養中に突然具合が悪くなり、再入院するような事になった時
は、快気祝いを送るのは延期しましょう。ただ再入院が長引きそう
な場合は、御礼状だけ郵送されると良いかと思います。