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高校3年生、うつ病を親に話すのが怖いです。
現在大学受験を控えている高校3年生です。女です。 私は、中学2年の頃から寝ても全く疲れが取れず日中の眠気が強い、集中が続かない、待ち合わせに間に合わないと分かっているのに体が動かないということがあり、それらはずっと自分が怠けているからだと思っていました。高校に入って、部活とアルバイトも並行してやっていたので、それらの症状が悪化しても、疲れがとれていないからだと思っていました。ですが高2で母の勧めで整体に通っても良くはならず、遅刻癖がつき、勉強は手につかず、課題の存在をいつも忘れてしまって提出できず、片付けができなくなり、畳んでいない洗濯物を前にして絶望、授業中も部活も眠ってしまうのでクラスメイトには「1~2時間しか寝てないの?」と聞かれるほどでした。実際は、すべきことを終わらせるために夜更かししたくても出来ず、大体いつも5~6時間は寝ていました。昔から頭痛持ちで、頭痛が酷くて学校を休むことや、最近は風邪でもないのに突然38度台の発熱をしたりしていました。ですが、趣味のミュージカルや音楽は好きなままだし、アニメや漫画や映画を観て感動できるので、うつ病ではないと思っていました。母にも、怠けているだけだと言われました。 数日前に、片付けの出来なさ、家事を手伝わない、朝起こしてあげているのに起きない、ということで母に叱られ、自分だって片付け方を工夫したり、普段の疲れをとろうと努力しているつもりなのに出来ないのが悲しくて、理解してもらえなくて、責められ続けるのが怖くて言葉が出なくなってしまう、ということがありました。その時、軽蔑したように母に「精神科行ったほうがいいんじゃない?」と言われたのが悔しくて、3日前に黙って自分ひとりで心療内科に行きました。 結果は、18歳と若い年齢なのではっきりとした診断は難しいが、うつ病または抑うつ状態だと言われました。診断書を書いてもらってクリニックを出ましたが、うつ病と診断されたことがショックで、トイレで泣いてしまいました。診断されてから始めて詳しく調べたら、確かに私はうつ病なのだと思いました。ですが、寛解しても一生付き合わなければいけないこと、世間の軽蔑の目があることに絶望して、一体これをどう母に言うべきかと悩んで余計に何も手につかなくなってしまいました。 私の母は、西洋医学の対症療法を信用しておらず、薬に頼ることをとても嫌う人です。それに関してはクリニックで、「漢方での治療も出来る」と教えてもらったので良いのですが、同じタイミングで妹のアトピーが悪化して、母がいくつかの漢方を煎じなくてはいけなくなってしまったので、私の分の漢方も増やしてしまうのは申し訳なく感じます。 そして、1番大きな問題は大学受験です。 高3の夏休みなのに全然勉強が出来ていません。これが病気のせいだと分かったところでどうにもならず、治療を始めても試験に間に合うとは到底思いません。中途半端な大学にも行きたくありません。高校3年間、ほとんどまじめに勉強出来ていませんが、元々私は勉強が好きで、高校も有数の公立進学校で授業の質は良く、それなのに眠ってしまう自分が嫌いで仕方ありませんでした。今からでも勉強に集中出来るようになって、勉強が好きだったときの感覚を取り戻して、難関大学に行きたいです。本当は中学の頃から東京の私立大学で日本史を学びたいと思っていました。ですが自分の状況と家の経済状況をみてどう考えても無理だと思って言えずにいます。妹も今年高校受験であることも理由です。 これらのことを、全て、早とちりしてキレやすい母に伝える方法が分かりません。とても怖いです。まず、私の中でどうしたらいいのか、どうしたいのかまとまっていないのに、何が起きるか分かりません。 ちなみに、父親は単身赴任中で娘の状況をほとんど知らない上、母に嫌われているので頼れません。 うつ病であることを親に明かしたことのある方や、大学受験をうつ病でも乗り越えられた方が居たら、アドバイス頂きたいです。 稚拙で長い文章を失礼いたしました。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家IAP横浜相談室 伊藤 享司(@IAP-counseling) 心理カウンセラー
ご質問ありがとうございます。IAP横浜相談室の伊藤です。 大学受験の時期に、辛い症状と「うつ病」と診断されたショックとで苦しいだけでなく、どうすればよいかわからないという混乱、誰にもぶつけられない怒りなど様々な状況なのではないでしょうか。 まず、「うつ病」という診断名ですが、主治医が話しているように、年齢的にはっきりしたことが言えない。うつ状態という症状はあるが、うつ病という病気かどうかははっきり出来ないということです。 無責任なことは言いたくありませんが、「うつ病」と一生付き合わなくてはいけないということではないのです。 うつ状態になる、要因は「うつ病」以外にもいろいろとあります。 ・まず、高校生であり中学2年生から大きな疲労感と眠気が出ています。第二次成長によるホルモンのバランスが崩れたことによる症状ということもあります。 ・また、ストレスによって副腎疲労が起きる「副腎疲労症候群」の可能性 ・通常の血液検査では発見できませんが、糖質を接種したときに血糖値が乱高下する「機能性低血糖」の状態になっている可能性もあります。 ・過去のトラウマによる症状が出ていると考えることもできます。 どれも、すぐに根治出来るものではありませんが、生活リズムや、栄養療法などで大きく改善する可能性があるものです。 また「うつ病」であっても、適切な薬物療法と心理療法、運動、栄養療法などで服薬が必要なくなる方もいらっしゃいます。 現在の状況で「うつ病」と診断されたために、人生をあきらめる必要はありません。 母親に現状を理解してもらうことは大変重要ですが、理解されないと思っていらっしゃるのでしょうか。お母さまがどのような方なのかによりますが、率直にあなたの苦しい思いをお伝えすれば、苦しい想いは理解してもらえませんか? 理解されないだろう。という不安・恐怖が大きいのであれば。それは今までのお母さまとの関係で何か引っかかる点があるのだと思います。そうなると、あなただけで苦しい思いを抱え込むことになります。お父様も単身赴任で頼れないご様子。一度、高校のカウンセラーに話を聞いてみてもらうのも一つの方法です。あなたが自分の状況を整理できれば、お母さまにどのように伝えるのかということも、良い考えが浮かぶかもしれません。 また、大学受験ですが、そのような症状がある中で大変だと思います。浪人はさせてもらえるのでしょうか、今年度は体調を整え、来年度こそと考えることが出来れば気持ちが楽になれるかもしれません。気持ちが楽になると、目の前のことに集中して取り組めたりすることもあります。現役合格をあきらめるのではなく、まず、あなたの心がホッとできる、安心して落ち着ける環境づくりが必要だと感じました。 ご本人・ご家族だけで抱え込むのではなく、学校のカウンセラー、医療機関のカウンセラー、その他高校生の年代を支援してくれる活動をしている人たちも増えています。 あなたを応援してくれそうな方を探してみてください。もちろん、友人が大きな力になってくれるかもしませんし、教師が助けになる場合もあります。塾や予備校のサポートシステムが助けになり、鬱状態の中、受験を乗り越えてきたという方もいらっしゃいます。 どうか、あなたを理解してくれ、力になってくれる人との関係で、今を何とかしのぎ、人生を楽しめる未来という希望を持っていただきたいと思います。 これで、解決というアドバイスが出来ずに申し訳ありませんが、回答とさせていただきます。追加のご質問があればご遠慮なくお寄せください。
IAP横浜相談室 伊藤 享司(@IAP-counseling) プロフィール
本来の自分を取り戻し、自由で楽しい人生を生きよう! トラウマ(心の傷)を持つと何かにとらわれ、縛られて自由に生きている実感が得られにくくなります。また、トラウマを受けたという出来事がなくても、家族・...
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