「被害者たちのしたことは仕方ない」
…質問者さんも少しは理解してるようですね。
そう、仕方ない事なんです。
全国的というか、一般的に知られてない。
そして、知られてないというより忘れられているんです。
本当は、登山者の間と地元では昔からの常識であり、
当たり前すぎて世間一般では話題にもならないほどの常識なんです。
登山者は知らない場所に登るのですから、その場所の事情を詳しく調べてから登るのが、同行者の安全をはかる意味でも当然の義務なのです。
その当然とも言える義務を、初歩段階から怠ったことが悲惨な結果を招いたのですから、仕方ないという結論になるのです。
何度も危険を避けることができたにもかかわらず、敢えて死に向かって突き進んだのが当然の帰結に至ったという事なんです。
私は昔から件の被害を詳細に知ってます。
助けを求めて飛び込んだ小屋も実際に行って見て来てます。
あの日高山脈という場所では毎年のように必ずと言ってよい程、無知で無謀な登山者による悲惨な事件や事故が頻発してます。
それでも質問者さんのように知ってもらえないのが現実なんです。
「郷に入っては郷に従え」なんです。
それが登山者にとっても必要最低限の常識なんです。
その常識さえも知らずに、登山者を名乗る資格は有りません。
犠牲になった皆さんには、非難の矢面に立つことで注意喚起に役立ってもらうのが、
被害に遭った皆さんの死も無駄にならずに済むものと思います。
あくまでも誤りを指摘、厳しく非難することで注意喚起に繋げるのが目的です。
…失った命を無駄に忘れ去ってはなりません。
同じ過ちを何度も繰り返すのは、亡くなった皆さんも望むところではないでしょう。
お礼
住んでいる地域によるのではないですか? 九州では熊が出ることはないので熊について知らないのは仕方ないです 1970年当時、山についての本はあっても、熊についての本はなかったみたいですし 北海学園大学の人達は熊がいない地域の北海道に住んでいたとか、北海道以外の都道府県に住んでいたかもしれないですし 鳥取大学の人達は中国地方の人なので熊について知らないのは当然でしょうね