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今、あなたが一番好きな本をおしえてください。
できれば純文学が良いですが、それ以外でも結構です。 これは私が読みたいかどうかではなく、皆さん自身の お話を聞きたいので、是非その本のどこが好きなのか 理由を書いて下さると嬉しいです。できれば年齢も 付け足して頂けると参考になります。 よろしくお願いします。
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「ときめきに死す」丸山健二 栄光の一瞬を求めるテロリスト志望の青年の物語。 サスペンスタッチで緊張感を持って最後まで 読めるところが好きです。 私が新刊を必ず購入する唯一の作家です。 「バビロンに行きて歌え」池澤夏樹 東京に密入国した中東の元兵士がふれあう 様々な人間をオムニバス形式で描いてあります。 バイオレンスや倒錯愛に流れやすい最近の 日本文学とは違い純粋に人と人との交わりを描いて いるところが好きです。 「永遠なる序章」椎名麟三 病気による死の宣告を受けた青年が、その宣告ゆえに 本来的に生きることに目覚める戦後文学を代表する 作品です。 基本的に戦後文学が好きなのですが、これはその中でも一番好きです。 典型的な文学青年のごとく太宰にはまっていた時期 がありますが、結局死んでしまう太宰では何か物足 りないと感じていたとき、死にたいけど死にたくない 自分という存在をすごくうまく表現された気がして 何度も繰り返し読みました。 ストーリーの説明だけだと黒澤明の「生きる」みたいですが 主人公はひねくれ者なのでぜんぜん違います。 どちらかというとカミュやサルトルなど実存文学に 近いです。 「悪霊」ドストエフスキー 主役のスタヴローギンよりキリーロフが好きでした。 本当の自由を得るためには自殺する勇気が必要という 奇妙な思想は当時の自分にはぴったりでした。 まだまだいっぱいありますが、きりがないので。 一番ということですが、あえていえば「永遠なる序章」 でしょうか。 年齢は34です。
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アンケート的な質問なので後で削除されるかも知れませんが、今後の読書の参考にしたいと解釈して答えますね。 吉本隆明 「固有時との対話」「転位のための十篇」 小説ではなくて詩集です。ある時期の学生にとって心の支えになった本だと思います。絶望、孤独、勇気そして優しさを教わりました。これ以上はもう書けないので、次の言葉で勘弁してください。 私立探偵フィリップ・マーロウがこんなことを言っています。 ★人はタフじゃなけりゃ生きていけない。優しくなければ生きる資格がない。
お礼
ありがとうございます。一応アンケートサイトの方でも十数名名前を挙げてアンケートをとっているのですが、それではあまり意味が無いのでこちらで質問させていただきました。紹介して下さったのは、吉本ばななさんのお父さんのものですね。私は現在就活中の学生なので、読むべき時期かもしれません。マーロウの言葉、前半は納得です。参考になりました。
- goo_taro01
- ベストアンサー率21% (10/46)
「それでも人生にイエスと言う」 読んで見たい本です。 長い間、「人生とは・・・」「生きるとは・・・」について考えています。 この本にその答えがありそうな気がしています。
お礼
ありがとうございます。人生にイエスと言えたら素敵ですよね。私のように鬱々としている人間には必要かもしれません。参考になりました。
- RODEO-GANG
- ベストアンサー率0% (0/5)
17歳の学生です。 「青の炎」が好きです。 映画もよかったけど本はもっと最高でした。 ちょうど主人公と歳が同じだったので自分と比べながら見ました。
お礼
ありがとうございます。同じ年齢の人が主人公というのは確かに感情移入しやすいですよね。松浦亜弥・二宮和也の2人が主演だったので何となく敬遠していましたが、ちょっと読んでみようかな。参考になりました。
- disease
- ベストアンサー率18% (1239/6707)
純文学なら夏目漱石の「こころ」ですね。 SFなら田中芳樹さんの「銀河英雄伝説」ですね。 下の方が「創竜伝」を挙げてますが、あれはどうも苦手ですね。
お礼
ありがとうございます。「こころ」は何回も読みました。国語の教科書にも使われていますよね。 田中芳樹さん、2作目登場ですね。銀英伝は、熱く語っている友人がいます(笑)参考になりました。
- HanaGreen
- ベストアンサー率9% (3/32)
「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」です。 中学生の時、学級図書であった本ですが、初めてわたしが「人間の命について」触れた本です。 著者はすでにお亡くなりになっていますが、今でも十分内容が色あせず、作家の方かと思う程テーマを深く掘り下げて書かれています。
お礼
ありがとうございます。レビューを見ましたが、お医者さんが自分のことを書かれた本なのですね。とても普遍的なテーマですので、これからも受け継がれていくのだろうなと思います。参考になりました。
- onatsumin
- ベストアンサー率9% (27/272)
41歳。九州男児です。 ソン・ヨギル『血と骨』。これが気に入りました。確か近々映画化されると聞きました。 理由は男のピカレスクロマンなところです。 以上
お礼
ありがとうございます。本のレビューを見てきたんですけど、物凄い本ですね~(笑)私が男だったら、ちょっと憧れるかもしれません。参考になりました。
- zexus
- ベストアンサー率34% (148/427)
どんな本でもいいということでしたら、私は創竜伝という本が好きですね。田中芳樹という作家が書いてらっしゃるんですが、ファンタジーとフィクションがうまくマッチしているというかとにかく面白いです。 中の登場人物もモデルがいるかどうかはわかりませんが、政治家とかがなんかかわいそうなくらい批判されています。でもそこがまた痛快な部分もあるかと… 結構この本は意見が分かれる本らしいですが、こういう本だと割り切ってしまえば、なかなか面白い本です。 主人公達同士のせりふも漫才みたいで面白いですし。 ちなみに年齢はもう少しで曲がり角の26歳です。 参考になりましたでしょうか?
お礼
ありがとうございます。私は読んだことが無いのですが、知り合いの26,7歳の男性は結構この本を好きな方が多いようです。ちなみに「アップフェルランド物語」を読みかけて、3ページで挫折しました……無念。参考になりました。
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お礼
ありがとうございます。お恥ずかしい話ですが、ドストエフスキー以外は読んだことがありませんでした。でもpotedoraさんの解説からしますと、どれもとても面白そうです。私も2,3年前は太宰にはまっていたのですが、何か物足りないと感じていたところなので、「永遠なる序章」を是非読んでみたいと思います。参考になりました。