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ビブラートと見かけ上の音高
- ビブラートとは、演奏・歌唱において音を伸ばすとき、その音の見かけの音高を保ちながら、その音の特に高さを揺らすことである。
- ビブラートは演奏や歌唱において使用される技法であり、音を伸ばす際に見かけ上の音高を保ちながら、音の高さを揺らすことを意味します。
- ビブラートは音楽の表現において重要な役割を果たしており、演奏や歌唱において音に感情や表情を与える効果があります。
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>Wikipediaでは、上記の様に説明されています。 >「見かけの音高を保ちながら、その音の特に高さを揺らすこと」の意味が >分かり難いです。 個人的な意見です。 確かにこの表現は分かりにくいですね。ビブラートに付いてではなく、 文法や表現の解釈の仕方の問題のようですが・・・ ハッキリ言って、どちらも不適切なものだと思います。 ビブラートは、 「譜面上のある音程を中心に、一定範囲での音程の上下の周期的な揺れ」 「また、音程の上下の範囲は、次の音程までには到底達しない範囲の微細 なもので、音源(人や楽器)によっても、揺れの中心や揺れ幅に違いがある」 従いまして、無理に言い替えれば、 「見かけの音高を保ちながら」→「譜面上のある音程を中心に」 「その音の特に高さを揺らすこと」→「一定範囲での音程の上下の周期的 な揺れ」 となり、 「見かけ」とは、譜面上の音程ではない、上または下に振れたときの音程 を指していると思います。 ムムム・・・表現が難しいです。
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- seble
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見かけの音高、という表現は初めて聞きましたので、正確に何を意味しているかが、はっきり分からないのです。 が、楽譜上の音はあくまで譜面にインクで記載された記号であり、実際にはそれなりの周波数の音が出ている訳ですから、楽譜上の音高という表現はさらに違和感を感じます。楽譜には音高は記載されていません。単に音階だけです。 実際の音自体は、A=440Hzとかで表されるように、時により周波数は違う訳です。楽譜では全てAですが、チューニングや気温などによって435Hzだったり445だったり変わります。ですから、楽譜上の音高というのは無い、のです。言葉の表現がおかしいという事です。現代音楽などでクォータートーンやさらに3/16みたいな音を指定するなら別でしょうけど。 思うに、ビブラートによって周波数自体が変化する事から、基音は一定の周波数ではない、つまり、単純な周波数の音、音高とは言えないので、見かけの、という言葉を付け加えているのかとも思います。 私の音楽理論も付け焼き刃で、ちょっとしか勉強した事がないのでその程度の説明しか付けられません。
お礼
再度の回答有り難うございます。 「見かけの音高」は、「揺れている実際の音高」と言う意味で解釈をされた、と言う事ですね。 この解釈は、回答4の方と同じだと思います。 私の解釈では、「見かけの音高」とは、回答4のお礼欄に記載した通り「譜面上の音高」と解釈致しました。 質問の主旨である「ビブラート」に関しては、私と回答者様3人の意見は一致しました。 しかし、「見かけ上の音高」とは、「揺れた実際の音高」か「譜面上の音高」に、意見が分かれました。 「見かけ上の音高」が何を表すかは、「ビブラート」を解説したWikipediaの著者が曖昧な表現を使った為に生じた、と考えられます。 また、「ビブラート」とは関係ない「文法の問題」で、枝分かれした疑問です。 ですので、これ以上の究明をせず、今回のテーマの議論を終了する事が、良いと考えました。 時間を割いてアドバイスを頂きまして、誠に有り難うございました。
- nagata2017
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最初の回答にある 範囲の問題でしょう。半音のずれがあればそれはもう半音違う音になりますから それ以下の揺れ幅をキープするという意味。
お礼
アドバイス有り難うございます。 ビブラートの問題は、理解できました。 有り難うございます。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
見かけの音高がはっきりしませんが、要するの元の音はきちんと保つわけです。 で、そこを起点に上下に音を揺らします。半音まで広げる事はありません。それはトリルと言う装飾音になります。全然別物。ビブラートはもっと狭い範囲だけです。 音の幅はセントで表し、半音を100セントとしています。現代音楽で使うクォータートーンは50セントですが、ビブラートはもっと狭く、せいぜい10、20とか、30セント揺らしたらかなり派手というか何というか極端な感じになります。 シンセサイザーなどでは揺らす幅を設定できると思いますので、色々やってみたらよろしいかと。 オケのバイオリンなどを見ていると、1つの音を伸ばしている時に弦を押さえる指を震わせているのが分かると思います。それがビブラート。 トロンボーンだと、同様にスライドを細かく震わせます。他の管楽器は奏法でやるので見ただけで分かる事はまずありません。
お礼
回答有り難うございます。 アドバイスして頂いた一節の「見かけの音高がはっきりしませんが、要するの元の音はきちんと保つわけです。」 この意味が分り難いので、詳しく教えて下さい。 私の推測では、「見かけの音高」とは、楽譜に載っている「ド♯」などの音符記号かな? でしたら、「見かけの音高」と言わずに、「楽譜記載の音高」と言うべきと思います。 「見かけの音高」と言う意味は、もっと違った意味合いが有る様に思います。 宜しければ、「見かけの音高」のニュアンスを教えて頂けますと助かります。 宜しくお願いします。
お礼
アドバイス有り難うございます。 ビブラートは御説明の通り、「譜面上のある音程を中心に、一定範囲での音程の上下の周期的な揺れ」で良いと思います。 私も、Wikipediaに記載した人物の「文法や表現方法が悪い」と思います。 Wikipediaの「見かけの音高を保ちながら」ですが、私は「譜面上の音程」だと思います。 回答者様は、「見かけ」とは、「譜面上の音程ではない、上または下に振れたときの音程」と解釈されました。 しかし、「見かけ」に「上または下に振れたときの音程」を当てはめると、 「上または下に振れたときの音程」を保ちながら、その音の特に高さを揺らすこと。 となります。 つまり、「揺れた音程」を、更に揺らす。 となるので、矛盾します。 ですので、「見かけの音高」とは、「譜面上の音程」を指していると思います。 また、「見かけ」の国語的意味は、「実は外見と中身(本当のすがた)が違っている外見」と思います。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1028211710?__ysp=6KaL44GL44GR つまり、「中身は、ビブラートされた揺らぎが有る音高」「外見は、譜面上の音高」。 「見かけ」とは、本当の姿では無い外見ですので、「譜面上の音高」を指すのではないでしょうか?