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イタリア人は古代ローマの遺跡をどう思っているか
イタリアには、コロッセウムとかカラカラ浴場とか、 古代ローマの遺跡がいくつも残っていますが、 それらの遺跡は、当時と同じ形ではなく、非常に崩れた形でのこっています。 イタリア人は、それらの古代ローマ遺跡が、現在でも残っていることを誇りに思っているでしょうか。 それともイタリア人は、それらの古代ローマ遺跡が当時のままではなく、崩れていることを恥じているのでしょうか。
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- NOMED
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No.1です 少し調べました 世界遺産はその内容によって文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類に分けられているそうです つまり、日本の場合は文化遺産の『建造物群』なので、必要に応じて修復修繕が認めらていますが、古代ローマの遺跡は文化遺産の『遺跡』として登録されている場合、そのままの状態を維持することが認定条件のようです 例えば、エジプトのピラミッドですが、盗掘された穴は埋めず(修復せず)また、盗まれたとされている頂上部のキャップストーン(頂上石)の再現もされていません このように、遺跡登録で世界遺産とされている場合は、書かれている「当時と同じ形ではなく、非常に崩れた形」状態での保護がされています ※日本の広島原爆ドームも同じ しかし、世界遺産の遺跡であっても、「危機遺産」に認定されると、別途保存や修復のための配慮がなされることになっています 例として、姫路城は世界遺産登録されていますが、熊本城は登録されていません 姫路城に何かあった場合、登録時の状態に戻す再建・修復はされると思いますが、やはり修復を美徳・守りたいとする日本の慣習が存在します 蛇足として、私の地元静岡で以前、駿府城跡の石垣が地震で崩落した時、直ちに修復するか・地震への教訓として、そのまま残すべきという議論がありましたが、議会で修復が決定しました・・・
- nagata2017
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石の文化と木の文化のちがいでしょうか。 石の文化では修復するとそれはもう遺跡ではなくなる。 木の文化は修復しても貴重な文化財。 遠い過去のものではなく 近い過去のもので 廃墟愛好家という人々もいます。 修復などされず 滅ぶにまかせたままの崩れ行く建造物に 侘び寂びのようなものを感じるというものですね。 イタリア人も 崩れていることを恥じたりしないでしょう。
- edokkosan
- ベストアンサー率39% (87/219)
私の勝手な考えでは、古代ローマの遺跡は紀元前数百年前にその頃その地を支配していた王朝が建造したとされ、その後その王朝が外部からの攻撃で破壊され、後を支配した部族はその地を都としなかったのかそれらの建物は破壊されたまま現代に至っていると思います。また全てが石造物なので建て直すのも不可能だったのではないでしょうか。 それに対し奈良や京都の神社仏閣は紀元後に建てられたものであり、尚且つ全てが日本固有の木造建築でもあって壊れたり焼かれた後でも必要性が続く限り代々補修がなされてきたのだと思います。 よってイタリア人が壊れたままの建造物を誇りに思うか恥じと感ずるかの追及は的が外れているのではないでしょうか。勿論現在のイタリア政府は日本の古都の建物と同じで、そのままで、重要な歴史的観光資源と見ているのでしょうし、我々もそのままを見たさにイタリアに詣でているのですよね。
- NOMED
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