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「「赤ちゃん」の進化学」(西原克成著)について
「「赤ちゃん」の進化学」(西原克成著・日本教文社)に 「アメリカでは、二歳までは、赤ちゃんの腸が未完成であるから、離乳食のタンパク質は赤ちゃんにとってはポイズンだとして、絶対に与えないように、そして二歳までは、可能なかぎり母乳のみにしなさいと指導している。」 「厚生省のガイドラインにしたがって、生後五カ月で離乳食をはじめるような愚行をしてはならない。このようなデタラメを、改善しないままに、三十年以上もつづいているわが国の医療行政にたずさわる者の勉強不足と無責任にはあきれるばかりだ。」 とありますが、これらは本当に全部正しいんでしょうか? これが全部正しいとすると今受けてる離乳食の指導ってなんなの?って思うんですけど・・。 それにここまで批判されてる医療関係者の方々はどう思っているんでしょう? この本に書かれていることが正しいのならマスコミ(テレビ・新聞・雑誌等)でとりあげられてもいいんじゃないかなあ?と思いますが全然話題にもならないし・・。 医療関係者、子育ての専門家(母親経験が豊富で長い人)、アメリカの事情に詳しい人の意見が聞きたいです。
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全然話題にならないのは、「それなり」の内容だからでしょう。(笑) 私は2児の母ですが、生後半年以上母乳だけで育児したら子供が栄養失調や貧血になるのはもちろん、 「噛んで食べる」ということを習う重要な時期を逃してしまうような気がします。 (この先生、口腔外科の医者らしいですが、「噛む」ということを 重要視はしていらっしゃらないのでしょうかね・・・) 私のいとこはアメリカで出産・育児していますが、この先生のおっしゃるような育児はしていませんよ。
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30代前半、二児の母です。母親経験は豊富ではないのですが・・・ 私は一般的に行われている離乳食の指導には従いたくないという意見の持ち主です。(笑) 「赤ちゃんの進化学」を読んだ事はありませんが、個人的には極端すぎるなあ。と感じました。 でも、一理あるな。というところもあります。 確かに赤ちゃんの消化機能は未熟ですので、あまり早い時期に果汁を与えてしまうと、下痢を起こしてしまう赤ちゃんも多いようです。 またタンパク質の件については、アレルギーを懸念してのことだと思います。タンパク質が消化吸収されにくいということはご存知かと思いますが、アレルゲンとなる食品は、卵、大豆、牛乳等のタンパク質が多いです。赤ちゃんの消化機能は未熟な為にタンパク質を消化吸収することができません。それがアトピーなどのアレルギーの原因になることが多いのです。 消化機能がほぼ完成するのはだいたい3歳前くらいだそうです。 乳児性のアトピーの大半が3歳くらいまでに完治あるいは軽減するのはこのあたりの理由からだと思われます。 現在行われている離乳食の指導は、生後2ヶ月くらいから果汁や野菜スープ等で離乳食の準備をして5ヶ月から開始するというものですよね。 確かに数十年も同じ指導が続けられているということは、私も疑問に思っていますが・・・ 現在は医療や科学や発達と情報網の充実によって、様々な情報や考え方を一般市民でも入手することができますよね。 専門家の意見も千差万別です。マスコミの情報の信頼性がどの程度あるかということも含めて、いろいろな情報を手に入れてその中から良い方法を選択する、ということがこれからますます必要になってくると思います。
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y-yugeさん回答をありがとうございます。 二児のお母様なら十分子育ての専門家だと思います。 タンパク質の件と貴重なご意見「いろいろな情報を手に入れてその中から良い方法を選択する、ということがこれからますます必要になってくると思います。」すごくためになりました。
お礼
monchan1209さん、さっそくの回答をありがとうございます。 やっぱりこの先生の言うことは極端すぎるんですね? いきつけの小児科医の先生に聞いてみても母乳だけだと貧血になるから離乳食あげてねと言われたし・・。 離乳食の指導してくれた人も適切な時期に離乳食をあげないと噛むことができなくなるようなこと言われたし・・。 2児のお母様の意見が聞けてよかったです。