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英国のEU離脱について
EU離脱を決断した英国は暴走するグローバル市場をいち早く見抜いていたため決断したのでしょうか?
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違います。Brexitの国民投票を後押ししたのは難民移民問題が主なポイントです。EUでは域内の人の移動と就業の自由が認められています。大陸の旧東欧系の労働者や中東、アフリカからの移民がイギリスにも制約なしに流れ込んできて、イギリス人の仕事を奪ったりテロの温床が広がることを恐れたのです。ただ国民投票時には時の首相や与党の主要メンバーもまさかBrexitが可決するとは思っていなくて、だからこそ国民投票に踏み切ったので、そもそも政権や政治家の先読みとか意思によるものでもありません。 ちなみに今イギリスでは来年の離脱に向けてEU側とほとんど条件面で合意できないままの「Blind Brexit」になるんじゃ無いかと毎日大きなニュースになっています。このままだとEUからの農作物が高騰したり、輸出品に高い関税をかけられたりEU在住のイギリス人の権利が守れなかったり、と後になって不利益になることが出てきそうです。国際企業はすでにロンドンからパリなどに拠点を移し始めていて、経済的には影響が出始めています。国民投票のやり直しの運動も高まっていて予断を許しません。ただ国民投票やり直しは現政権の不信任に他ならないので起こったとしたらただ事じゃ無いです。
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- staratras
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>EU離脱を決断した英国は暴走するグローバル市場をいち早く見抜いていたため決断したのでしょうか? そのような「先見の明」があったわけではないでしょう。EU離脱の直接のきっかけとなった国民投票は、保守党のキャメロン政権が党内や国民の間に根強い離脱派の不満に対するいわば「ガス抜き」のために実施したものだからで、英国内外ともに投票前には「国民投票では残留を選択するだろう」と予測されていたからです。 それがいわば「瓢箪から駒」で「離脱派の勝利」となったのは、離脱派の選挙キャンペーンが巧妙で、国民の中にあったEUに対する不満をうまく利用できたからです。逆に言うとEU残留派は、「EUに加盟していることによる利点」を国民に納得させることができなかったということになります。 EU離脱交渉が期限内にまとまるかどうかはまだわからず、時間切れで「合意なき離脱」になるのではないかという悲観的な見方も依然消えていません。先日も日本のパナソニックが、イギリスのEU離脱でヨーロッパ本社をイギリスからオランダに移転させるというニュースがありました。イギリスは離脱後も外国企業に残ってもらうため法人税を引き下げる方針ですが、これが日本政府から「租税回避地の利用」とみなされることを懸念したと伝えられています。 イギリスがEU離脱の対策として「外国企業のために良かれ」と考えて実施しようとしている政策が、かえって外国企業のイギリス離れにつながったという皮肉な結果ですので、問題は単純ではありません。イギリスのEU離脱が具体的にどうなるのか、EU離脱でイギリス経済がどうなるのか、まだ明確に見えてきていません。
- KoalaGold
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プールのある裕福な家庭が庶民の街に存在し、貧しい家庭もあります。それが町民会で各家庭の門戸を開きましょう、誰でも庭に出入りできるようにしましょう、台所も開放しましょうとして芝生は共同の場所にしてしまった状態。 貧者は富裕層の家に入りびたり、ゴミを置いていきます。いる限り食物も食べて行きます。お互いにルールを決めて共存しましょうというのがどう見ても一方的に不利益を被っていると怒りを感じる市民が増えてきたのです。 富裕家庭も貧者を税金抜きで雇える長所がありますが、天秤にかけた場合不利益のが多いと思われて討論が上がっていました。 感情的には難民とイスラム教に紛れたテロリストによる事件と殺戮の繰り返しです。異教徒の増加で女性が入れない危険地域も増えました。スウェーデンでも婦女暴行が急激に増加しています。この門戸開放はやめよう、自国民を守ろうという動きは各国で起きています。 イギリスはユーロ貨幣も通貨として認めなかったくらい当初から半信半疑でした。
- dragon-man
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いろいろ見方はありますが、EUを事実上牛耳っているドイツに対する抵抗感、不信感でしょう。ヨーロッパは歴史的にイギリスとドイツの覇権争いが繰り返されてきました。第一次大戦、第二次大戦はそれが原因で起きました。現在EUというグローバル市場はもはやドイツの草刈り場になっています。利益はすべてドイツが吸い上げています。近いうちにイギリスのように離脱する国が増えてくるでしょう。つまりグローバル化の極地であるEUは破綻したのです。