ストローだけなくしても海洋のマイクロプラスチックの問題解決の効果は期待できません。スターバックスやマクドナルドがプラスチックのストローを廃止するのは環境活動化たちの批判による社会的なプレッシャーが動機です。効果が期待できない理由は、もともとプラスチック製のストローであろうがプラスチック製の蓋やカップであろうがリサイクルの飲み終わった後お店のリサイクルのゴミ箱に捨てれば少なくとも海洋に捨てられることはなく、CO2の問題は残っても海洋での問題は無いはず。ところがマクドナルドもスターバックスも購入して外に持ち出すケースが多く、そうすると飲み終わってから普通のゴミ箱に捨てることになります。アメリカでも一応リサイクルと普通ごみの分別くらいある州は多いのですが日本の様に守られているとはお世辞にも言えず、特に町中ではリサイクルのゴミ箱が無いことが多いです。一般ごみに捨てられた場合ごみは集められて海外に送られ処理が委託されるケースが多く、海洋への廃棄や海洋近くの空き地や浜辺に打ち捨てられてそのまま海に流れ込んだりします。
じゃなぜ環境団体はストローを目の敵にするかと言うと、もともとマクドナルドやスターバックスを標的にしていたわけではなく、一般的にストローを標的の一つにしていたと言うこと。家庭やレストランではストローを使うような飲み物は使い捨てでないグラスを使います。するとストローのみが悪人になります。そしてストローはグラスから直接飲むようにすれば良いのでそもそもいらないじゃないかと言う視点。それでストローにも着目した運動が始まりその矛先が最近マクドナルドやスターバックスに向けられたと言う流れです。企業は社会貢献(CSR)や環境問題に真面目に取り組まないと株価と評判が下がるので、こう言う話が出てくると反論するのではなく、むしろ積極的な姿勢を見せてやるのが普通です。
だから、まずは小さなことからコツコツとみたいな感じですが、海洋のプラスチックごみの問題は深刻なので、質問者さんのような疑問を持つ人の声が増えて、ストローで満足せずにどんどん次の手を売っていかないといけないのだと思います。
お礼
まずは外国人のモラルから直すべきですね。ストローがやり玉に挙げられた経緯が分かってすっきりしました。捕鯨問題もストローと同じ臭いを感じます。西洋人は昔からそんな感じ(十字軍とか魔女狩りだとかを念頭に)ですかね。