エロ爺に憧れています。
田中 小実昌
なんて誰も知らないでしょうけど、好きな作家です。
実は作品はひとつも読んだことはないです。
死んだ親父と同年生まれで、風貌もどこか似ています。
異例ずくめの経歴で、死んだ歳まで親父と一緒。
東京大学文学部哲学科に無試験入学し
授業に出席せず除籍になったりストリップ小屋の演出助手を勤めたり、
バーテンダー、啖呵売、易者などの職を渡り歩き、それらを題材にした
エッセーを書く。チャンドラーの翻訳をしたりもしているがさほど多くない。
40代から大衆小説を書き始め50代で直木賞、谷崎潤一郎賞も受賞した。
新宿ゴールデン街の常連で、11PMなどに出演もしていた。毛糸の帽子を
被ったハゲのオッサンといえば思い出す人もいるでしょうか。
思えば眼光だけは鋭くあまり笑わないオッサンでしたね。
午前中に原稿を書き、午後は映画会社の試写室で映画をみて、夜は家か飲み屋で飲む、という日常。映画の試写会がない週末には、目的もなくバスに乗っていた。海外に滞在したときも、毎日バスに乗っていたらしいです(以上wiki抜粋)。
もう一人は、中松義郎。これは説明いらないですね。田中小実昌が理想だというと70代で死にそうなので付け加えます。
人の批判をまにうけずに我が道を行く。だって自分の人生なんだもの。
最近毎日タクシーで通勤していますが、運転手と話すと75歳まで働けるらしいですね。高齢ドライバーばかりになっていますが、皆顔つきが若く元気です。
一級建築士と宅建士の免許はありますが、客がいない。街を流しても客がつかまる商売ではないです。
今年65歳になりますが、年中行事になっている司法書士試験は今年も受験します。あれは、タクシー以上に楽に稼げる仕事で高齢者の合格者の数は年ごとにふえています。なんとか合格したいなぁ。カネを稼いでビジネスクラスで毎年かみさんと海外旅行。
そういう歳のとりかたが理想。
建築屋なんで、ヨーロッパのバロック建築をしっかり見直したい。ビジネスクラスでなければ嫌というカミさんの要求がネックになっています。
>あなたはどんな風に歳を取りたいですか?
街で不動産屋の勧誘に声をかけられます。普通は65歳には声はかけない。
ローン審査が通らないですからね。
年齢を訊かれ「いくつに見える」と訊くのですが、40代前半という答えが
返ってきます。お世辞を引いてもまあ50代前半だと思われている。
チビでお洒落にしていれば、加藤茶でも堺正章でも若くは見えます。
白髪がほとんどない今の髪の量を維持できれば、このままのペースで
いきたいです。
カネも健康も夫婦仲もそんなに大きな心配はないので、アンカテで遊んで
もらえるうちは元気でいられそうですから。
少しは他人の役にたつことをしようかなと思うのです。
お礼
皆さま有難う御座います