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オーブンレンジその中に金属の回転台、何故?
オーブンレンジYRC-160Vを買いました。 その中に金属の回転台があります。 レンジとして使う時に、回転台の上に、非金属のターンテーブルを載る。 普通のレンジには、金属を入れると、だめですね。 何故?
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はじめまして♪ 製品に付属した専用の金属製ターンテーブルなら、全くモンダイありませんよ。 電子レンジとしては、耐熱ガラスとか多熱プラスチック等の非金属製を多用しますが、これは面倒な対策を行なわないと正しく動作出来ないと言う問題も在るからですが、オーブン機能で使う場合に多少不利に成る部分が有ります。 しかし、オーブン機能として利用する際は、金属製の方がかなり有利。 と、言う事で、少々手間とコストがかさみますが、「ちゃんと対策をした上で、金属製ターンテーブルを採用」という製品もあるのです。 ご購入された製品も、下の回転軸と回転台、その上にターンテーブルという、ちょっと面倒な構造にしていますが、ここが「少々手間とコスト」をかけた部分です。 レンジ機能の時は天井部からマイクロ波を放出し、室内の調理品を加熱します。 マイクロ波は水の分子を激しく振動させる事が出来て、その激しい振動により熱が発生、これにより加熱調理を行なうのですが、実は電波の一種で、金属などに反応しやすいのも特徴の1つ。 このため、送信アンテナから出された電波が外部に漏れ出さないように室内全体を覆っている金属シールドの役割が必要、中の状態を見る窓にも特殊形状の金属メッシュを備えた物が採用され、「見えやすさ」は大きく犠牲に成っているのです。 さて、そのような状態で、全体を覆っている「シールド(アース)」機能とは違う金属があると、その金属がアンテナの役割をして、集まってしまった電波(マイクロ波)のエネルギーが「放電」という症状でドコカに放出されます。 このとき、放電したポイントと、放電を受けたポイントは非常に狭い範囲に高いエネルギーを受けてしまい、ダメージを残してしまうのです。 (だから、レンジ機能のとき、アルミホイルを使ったり、金属容器を使ったり、金属製のスプーンやフォークを混ぜたり、あるいは金箔や銀箔などの装飾食器を使わない、という安全策が必要。) 回転軸とターンテーブルの間で、ドンナ時にも電気的に安定に繋がっていて、内側ケースと電気的に同位に保つため、ワザワザ2重構造にしている。と理解しましょう。 さて、オーブン機能としての場合、ターンテーブルが金属製である事で、余熱時の熱がテーブルにもしっかり蓄えられ、非常に良い効果が得られます。 ガラスや耐熱プラスチックもそれなりに熱が蓄えられますが、熱伝導率などの点では金属にかないませんし、なによりも耐えられる最高温度なども大きく違って来ます。 技術と言う物は、より良いもの。というダケで考えますと実用的価格に収まらなかったり、一面では扱いにくく成ったりという部分もあります。 ご購入された製品は、安全面と価格面と使い勝手、バランスよく考えられた物と言えます。 なお、以前までガラス等のターンテーブルを多用されて居たのでしたら、加熱調理後にターンテーブルまで熱く成ってる。という事が多いはずですので、ご注意下さいネ♪
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取扱説明書をよく読みましょう。
アース(ケース)に接続されていない金属はダメです。 アースに接続されていない金属は、帯電して、スパークを起こします。 そもそも、電子レンジの内側は、鉄板でできています。 その鉄板で、電磁波を反射させたり吸収させることで、外へ出ないようにしています。 (電磁波が外へ出たら、危険ですからね。電子レンジの前に立っていれば人間も煮えてしまいます) このケース部分と接続されていれば、帯電しませんのでスパークなどはしません。 オーブンレンジの場合、オーブンに使うために、ターンテーブルの皿を置く台は、金属でできているものは多いです。 プラスチックだと、オーブンを使った時に溶けてしまいますからね。