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犬の物への執着のキツさと性格の関係について
- 犬の物への執着のキツさは性格によるのか悩んでいます。
- 犬の性格によって、気に入らない時や自分のテリトリーを侵された時に吠えるなどの行動が出ることがあります。
- リーダー云々論を抜きにして、犬の物への執着のキツさについて教えてほしいです。
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【補足の補足】ちょっと質問文とお礼とに落差があったので・・・ お礼を拝見したところ、それは正に二つの要因の合わせ技。 1、人との社会化期を人と過ごさなかったサイレント・パピーの典型。 2、誤った権勢症候群云々に基づく躾がもたらした無残な結果の典型。 で、この場合は、躾と訓練とはあーんまり意味がないと思いますよ。 ================ 慕う・慕われる関係作りが全て ================ 盲導犬・介助犬のパピーウォーカーをする前は、飼育放棄犬、被虐待犬等の面倒を見てきました。彼らの何頭かは、飼い主が2m以内に近づけば牙を剥いて猛然と飛びかかる始末。飼育放棄も当然の成り行き。彼が、そうなったのは《誤った権勢症候群云々に基づく躾がもたらした無残な結果》でした。 >それまで命令に従っていた彼はある日、ついに牙を剥いて「No!」と。 >で、怖れをなした飼い主は彼を隔離。 >ここで、完全にお互いの信頼関係は崩壊。 まあ、体重35Kgのオス犬が牙を剥いて飛び掛かってくるのですから、そりゃー怖かったですよ。でも、「咬むなら咬んでいいよ!」とズンズンズカズカと近寄って首輪をしてやってリードをガチャ。 >さあ、散歩するぞ! 彼は、一目散に駆け出しました。で、途中で立ち止まっては「リードを離さんかい!」と私の腕を目掛けてガウーッ。それを躱して、クールダウンを待って歩きだす。初日は、この繰り返しでしたね。 方針1、躾けと訓練は一切しない。 方針2、一緒に過ごすことを最優先。 方針3、こちらの期待する行動をしたらご褒美。 その頃、我が家には5頭の犬が室内で暮らしていました。保護した犬は、まず、一緒にお風呂に入って、二日間は私が添い寝します。そして、2、3年を目途に私らのベッドで寝ることを覚えさせます。 彼の場合は、完全な非社会化犬+喧嘩犬ですので自宅保護は断念。代わりに飼い主宅の裏庭に6畳の囲いを造作。その中に2畳の犬小屋。で、私は、散歩の後に犬小屋の中で彼と一緒に一時間過ごすことに。私は、この一緒に同じ空間、同じ時間を過ごすってのが、信頼関係が壊れた犬の場合には必須だと思っています。 そんな日々が続いた一年後。私は、人里離れた草原で彼を離しました。ひとしきり走り回った頃に「来い!」と一言。それと、彼は、私に駆け寄って顔をペロリペロリ。 >そう、グッド!グッド! >はーい、ご褒美だよー! こうして、彼は、私の生涯の中でも一番私を愛してくれた犬になりました。まあ、貴チワワに場合は、躾・訓練よりも《慕う・慕われる関係作り》に軸足を置かれた方がよいと思いますよ。
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- 山田 太郎(@f_a_007)
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【補足】言うは易く、行うは難し! ===================== OKWave の質疑応答ではコツの伝授は無理 ===================== アイコンタクトもしないキョロキョロの仔犬たち。 >今日は、お散歩の練習です。 で、訓練士は、一番厄介そうな仔犬を選別しやり方を見せる。3分後、仔犬は、訓練士を見上げて見事な脚即歩行をする。 >さあ、今度はみなさんの番です。 で、見よう見まねで挑戦するも、誰一人として成功する者はいない。 >ハイ、それでは、今から個別指導していきます。 訓練士は、褒めるタイミングとトーンを繰り返しやって見せる。20分ほどすると、徐々に様になってくる。 私は、ドッグスクールに2回通い、その後、介助犬の講習会を年5回×5=25回受けてきました。で、思うに、脚即歩行のやり方のコツなんてのはマンツウマンで教わらないと会得するのは無理ですね。反転トレーニングともなれば、なおさらです。 ===================== サークル内にベッドって環境に疑問 ===================== 質問文で「サークル内のベッドを掃除」ってありましたが、そもそもなーんで百害あって一利なしのサークルを使っているんですか。 >サークルは無駄吠えを教える魔法の囲い! ですよ。 PWは、第一回講習の後、必ず自宅訪問指導を受けます。仔犬をサークルなんかに入れていたら、即、お役御免ですよ。ですから、 1、トイレはトイレサークル。 2、寝るのはクレート。 と、環境を変えて、先ずは、クレートトレーニングに挑戦。それが、お勧めです。 ===================== 吠える性格は訓練では矯正不能 ===================== さて、吠える性格の矯正ですが、これは盲導犬訓練士、あるいは介助犬訓練士であっても不可能です。だって、それはDNAに書き込まれた生涯不変の性格ですから。つまり、《反転トレーニングの目標もほどほどに》ということです。 ===================== 反転トレーニングを成功させるには ===================== で、最後の最後になりましたが、私なりの反転トレーニングを成功させる道筋を述べます。 1週目:アイコンタクト・トレーニングを一日5分×3回×7日。 2週目:興奮制御トレーニングを一日5分×3回×7日。 3週目:指示語「座れ」のトレーニングを一日5分×3回×7日。 4週目:指示語「伏せ」のトレーニングを一日5分×3回×7日。 5週目:指示語「待て」のトレーニングを一日5分×3回×7日。 で、6週目に《反転トレーニング》に入ったが成功率は高いですね。 1、「マテ」で掃除に着手。 2、吠えたら無視。吠えなきゃ―褒める。 3、ずーっと吠えなかったら褒めてからご褒美に遊んでやる。 2の<吠えたら無視。吠えなきゃ―褒める。>をスムーズに実践するには、アイコンタクトが出来て、興奮も制御できて、「指示語に従うと良いことがある」を十分に体験している必要があるかと・・・。で、ここに書いた1、2、3の体験量がある水準を超えた時に貴チワワのABCが反転します。 >二本の糸を撚り合わせても出現するのは同じ糸。 >でも撚り合わせる回数がある水準を超えたら紐が出現する。 この手のトレーニングを1回や2回行っても、変化したのはトレーニングの回数だけです。犬の不適切な解釈は微動だにしません。でも、それを一ヶ月も継続すれば、<ある日、突然に>犬の不適切な解釈が適切な解釈に置換されます。量から質への転化の法則の出現です。 ということで、頑張られてください。 以上!
お礼
こと細かにご指導頂き感謝でいっぱいです。 まずは、一週から六週。 じっくり焦らずやっていきます。 お忙しい中に こんなに詳細を書き記してくださりお礼の言葉がみつかりません。 本当に有難うございました!
補足
三度に渡り、ご親切にもお返事頂き有難うございます! 夜分遅くですが、そちらの方にお礼方々のメッセージを書き込みますのでお時間がある時に覗いてくださると幸いです!
- 山田 太郎(@f_a_007)
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Q、犬が身に付けた特殊な行動は、一生変わらないものでしょうか? A、通常は、年単位で少しづつ変化していきます。 まず、リーダー論は、まったく問題の解決には役に立ちません。それどころか、質問者と貴チワワとの間に新たな対立を生み出すだけです。 質問は、《ある行為をキッカケで吠えるを矯正したい》ということですが、これは所謂《躾問題》での何でもありません。単なる《反転トレーニングのテーマ》です。 ここで言う《反転トレーニング》とは、 >犬の特性を生かして、良い距離感をつかみながら・・・ という抽象的で漠然とした対応ではありません。第一、それじゃー、「分かったようで分からない」ってところが本当のところじゃーないでしょうか?今必要なのは、科学的な根拠を持ち、かつ、試されずみの《ABC理論に基づくトレーニング》です。 《反転トレーニング》で検索しても、ほとんどヒットしないでしょう。なぜなら、これは米国カルフォルニア大学獣医学部に在籍中の学生さんのブログから借用した文言ですから・・・ >今日の授業は、ABC理論に基づく反転トレーニングです。 >課題は、《ある行為をキッカケで吠える行為の矯正》です。 >犬が、あるシーンで吠える。(Activaation ebent) >すると、犬に、ある想いが実現する。(Belief) >で、犬は、吠えることが得策と確信する。(Consequence) >犬の《吠えたら想いが実現する》という不適切な解釈。 >これが、吠え癖の原因。 >その不適切な解釈を《吠えないと、もっと良いことがある》に反転。 >その反転トレーニングの実践が今日の実習でした。 なお、このABC理論と反転トレーニングについては、盲導犬や介助犬のパピーを預かる第一回目の講習会の重要なテーマです。 と、ここまで書いたところで時間切れ。まあ、それでも、考え方は伝わったでしょう。では・・・
お礼
お忙しい中を縫うように補足コメントまで残してくださり有難うございました! 最新、まさに理にかなった実践で、紹介して頂いた反転トレーニングが我が家の犬に適切に行われたら状況が変わるということに安堵しています。 疑問を持たれたサークル。まさに悪魔のサークルとなったキッカケになってたようです。 社会化が遅れている8ヶ月でショップから迎えたにもかかわらず、比較的スムーズにトイレは覚えました。 しかし、じきに反抗期頃に自分の我が侵される察知から唸りはじめ、部屋にマーキング。マーキングを掃除する姿にも唸るありさまでした。 それまではサークルは利用してなかったのです。 世の中の権勢症候群説に微動してしまったところが元凶かもしれません。 叱る時に、ひどく抑えてしまった結果、犬はチワワなのにドーベルマンモードの必死の形相、目を細めたり体の力がダラーンと抜けるどころか、ただ今臨終!と言わんばかりに口から泡を吹くぐらいに歯を剥き出しに暴れ続けたのです。 その日から、悪戦苦闘な毎日となっていました。 最初の質問に記した通り普段、平均以上に愛想が良い性格なので、本当に対応を迷った次第でした。 そんな流れで当然ですが、その後、本気で噛む行為が当たり前となり
補足
(続きです。) マーキングや、ほぼ毎日流血するぐらいの噛みつきに根負け(しつけに無知な人間の勝手な感情ですが)してしまい、犬にも陣地が必要かと結果的にサークルを用意してしまいました。 その後は、お察しかと思っています。犬は、もう、反抗心、さい疑心のカタマリでしかなく触るだけで鼻にシワ寄せ噛みつくまでに感情を固めてしまいました。 全く、お粗末な飼い主です。 今は、若干は開放的な感情を浮かべている犬を見て、ややホッとしている段階でいます。 吠える事が、質問となってしまいましたが、伴って本気で飛び付き噛みがあるので、大変に危険なのです。 無視など、冷静にさせるフセなど。色々試みますが、一瞬有効で、フセに関しては伏せつつも吠え始めます。 無視は、効きません。 いつまでもチカラの限り身体いっぱい吠えます。 これには、隣近所に迷惑となる為、一貫して最後まで貫けない欠点があります。 なんだか、文章も散らかり放題になってますね、 とにかく、犬に振り回されている事は確かです。 何となくではあるのですが、犬に今まで見せなかった甘えている仕草や優しい顔立ちが増えてきている事、そんな生活の中でもそれだけが、救いでいます。 ひどく吠える時、少しずつですが、冷静さを取り戻す時間が取れて来たウチの犬、、。 しかし、テリトリーな物をいじられると抜き差しならず、ガマンならない様子に、再度の投稿となりました。 夫婦、何かの拍子に互いに頭を触る場面があったりすると(仲良くしているかのように見えてるかも)それぞれに、真ん中に入って吠えたてられる行動は謎のままです。 とにかく、二人並んで座るのも犬には、心穏やかではいられないようです。 長々と申し訳ありませんでした。
お礼
改めて、有難うございます! 今、お気に入りのオモチャをくわえながら寝てしまった暴君チワワが目前にいます。 思えば、こんなにリラックスした姿を見たことが無いことにハッとすらしてしまいます。 最近は(と言っても「権勢症候群論は死後?…」の投稿後の2,3日)お腹をみせてオモチャを口でハムハムしながら遊んでいる光景もよく見かけます。 今日は、思いっきり褒めながら身体をポンポンしていると、急に自らひっくり返りお腹があらわに。オスですから、赤いのが出ているのを発見。とても嬉しい驚きでいました。 ただ、ただ、思いっきり褒めてただけの繰り返しだったのに、今では、こんなに喜んでくれてる? 嬉しい!!って 思う感情を覚えてくれてるのかも⁈ と考えると泣きそうに(泣いてました)嬉しかったです。 本当におっしゃる通りです。 サイレント・パピー?なるものの典型 抗・権勢症候群!シツケ下敷きの典型 悲惨な結果であります。 なかなか、原因が的を得ず悶々としておりましたので頭の暗雲がサッと引く思いで拝見した次第です。この2つの要因をはっきり知りたくて仕方がなかったのです! そして、それが釈然とした今。 世の中に、知る術なく間違えて頑張ってしまっている飼い主さんや、その被害にあってるワンちゃんがいる事に暗たんたる気持ちになってしまいます。 愛犬を嫌いながら一緒に暮らしているそんな飼い主なんているはずないのです。なのに、飼い主によって起きてしまう不本意な不幸が発生せざるをえない、まことしやかな風潮が怖いです。 昨今のネット社会では、素人ながらにも、アメリカの獣学界ではもう消滅している論であることもわかる術があるのにです。 長くなってしまいましたが、 しつけの迷い主になってしまっている情報ジプシーの方々に貴殿の真の正しいメッセージが目にとまることを願ってやみません。 何故なら、私自身が、まだ、やっと確かな線路に乗っかったところでしかないのです。これから、1日1日と丁寧に積み上げていってしか築けない愛犬との毎日が始まったところなのですから。 あー‼︎‼︎! 先程からモソモソと動きだし相手をしながらのお礼メッセージだったのですが、 今!目の前でジョ~ッ…とマーキング。 トイレはちゃんと別に出来るのにです。 私が、思わず、声を出すのに反応して、 又、ギャンギャン始まりました。 >_< まだまだ、これから本当に長いワンとの旅路となりそうです。 きっと、記憶に刷り込まれているのでしょうね、 コイツにコワイ思いをさせられた ‼︎ って。で、 こんなことをしても怒らない? 見せかけの優しさか見抜いてやる! ってマーキングしてる様に感じます。 ……。 こちらが先に彼(犬)にしでかしてしまった代償でしかありません。 目をむいて吠えられても、噛みつかれても、めげずに頑張っていくしかナイです。 本当に様々な角度からの貴重な助言を伝えて下さり有難うございました!