>Windows7 メモリ2G 東芝製PCを使用しております。
パソコンの型式は、なるだけ記述した方が宜しいかと思います。それによって、回答も変わります。
>不要なソフトを消しましたが改善されず、困ってます。
どんなソフトを削除されたのかは存じませんが、プログラムと機能の中に「Microsoft製品以外のソフト」を消しても、殆ど効果はありません。が、東芝製のPCであれば、「Toshiba~」と言った初心者向けのアプリケーションが山ほど初期起動される様になっています(例:Toshiba Placeとか)。これらのソフトウェアは正直、大して役にたつわけでもなく、メモリを結構消費します。おまけにソフト起動時間も結構かかります。
デスクトップに常駐する東芝製のソフトウェア(タスクバーに常駐するソフトはダメ)は、削除すると若干の起動速度が向上します。
>写真や音楽なども消したほうがよいでしょうか。
写真/音楽と言った様なファイルは、起動速度に殆ど影響しません。
影響するのは、システム起動に必要なファイルが、どれだけあって、どれだけフラグメーションを起こしているかで決まります。
フラグメーションと言うのは、ファイルが分割(割れる)して保存されている事を指します。
例)かなり大雑把な説明ですので、こんな感じなのかーみたいに受け取って頂ければと思います
1.下記の様なところに▲▲▲▲▲▲を書き込む場合
◇◇◇◇◇◆◆◆◇◇ ◇:空き領域 ◆:書き込み済み領域
2.先頭から▲▲▲▲▲▲を埋めようとすると、6マス目が◆でひっかかります。しかし、5つ分は埋める事だできます
▲▲▲▲▲◆◆◆◇◇
3.残りの▲は、次に見つかった空き領域に書き込みます
▲▲▲▲▲◆◆◆▲◇
これで、ファイルが割れて保存されました。では、これを読んで行こうとすると、、、
◆◆◆は連続しているのでディスク1回転で読めますが、▲▲▲▲▲▲を読み込むには2つに割れている為、ディスク2回転が必要なのです(ディスク1回転では1塊りしか読めないので)。Windowsを使えば使っていくほど、UpdateすればUpdateする程、システムファイルは空き領域を求めてフラグメーションを起こしていきます。このフラグメーションを解消するために、デフラグが必要なのです。
なので、たまにデフラグを行ってくださいね。因みに、ディスク1回転は約0.01秒(60秒÷5400回転)です。極論を言うと1,000個のシステムが2つずつに割れているのであれば、10秒遅くなると思ってください。
しかし、デフラグを行ったからと言って、起動速度が飛躍的に向上するものではありません。それ以前に、購入された時期からWindows7のUpdateが幾度となく行われています。利便性の追求・セキュリティを高める為、システムファイルは肥大化・ファイル数も増えているので、こればっかりは遅くなっても仕方がありません。少しでも早くしたいのであれば、マメにデフラグするか不要な常駐ソフトを削除する以外方法はありません。
ちなみに購入状態に戻し(初期化する)と仰られている方がいらっしゃいますが、Windows Updateをこなしてしまえば、動作速度は今の状態と変わりありません。システムが破壊されている訳でもないので、やるだけ時間の無駄です。それよりも、マメにメンテナンスをしなければ、動作速度は遅くなっていってしまうものです。
ちなみに、極論を言ってしまうと、家電量販店で「初心者向け」と言っているパソコンは(CeleronやPentium搭載PC)、1~2年で動作速度が極端に落ちます。CPUが時代の流れ(その時代が要求するシステム)に追いつけない為です。言い換えれば、家電量販店で言っている「初心者向け」パソコンを普通に使うには、バリバリのカスタマイズが必要で、セカンドマシンとして使うには丁度良い上級者向けのパソコンと言っても過言ではないと思います。無難に使いたいのであれば、高性能CPU(Core i5やCore i7)を搭載したパソコンを購入されるのが良いかもしれません。
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 とてもわかり易い説明ありがとうございました。 買い替えの方向で検討してみます。 ありがとうございました。