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G95とG94について
先日導入した横型MCのNCプログラムで困っています。 テストカット中のワークで、加工工程は 同期タップ加工 ↓ ドリル加工 です。 本機で同期タップ加工するにはプログラムの最初にG95(1回転毎の送り指令) を入れて、Fはタップのピッチを入力します。 加工完了の際にはG94を入れ、毎分送りに戻しています。 その後、工具折損検出を行い工具交換後にドリル加工なのですが、 今日のテストカットでドリル加工時にG95が復活してしまい、F890の指令で 衝突してしまいました。 (プログラムモニター画面での確認不足でした) リセットを押せばG94に戻るのですが自動運転では何度やってもドリル加工で G95が効いてしまいます。 今までテストカットしたワークではこの様な事は無かったのですが原因が分からず 身動き取れなくなってしまいました。 原因、対策のご教示宜しくお願い致します。 ご回答、ありがとうございました。 工具折損のプログラムにG94、G95それぞれソートを掛けて確認しましたが いずれも含まれておりませんでした。 質問させていただきました時は確認不足だったのですが、 さらに今日調べてみたら(自動運転中しか症状が出ないので発見が遅れました) 工具折損検出後の第二原点復帰中にG95に戻ってしまう事が分かりました。 確認が遅れ申し訳ありません。 さらに、工具折損検出終了後に第二原点に戻る間にドゥエルを入れると 設備がフリーズする症状が出ました。 続いて、工具折損検出と第二原点復帰前にG94を追加すると自動運転でも正常に 動作しました。 原因が全く分からず、この症状が仮にバグ?だとしたらG90がG91に… 全く有り得ない事では無いと素人判断ですが心配になり、 メーカーサービスマンの方に該当プログラム及び設備パラメーター、工具データ一式を 工場に送って戴き、同設備にて同じ現象が出るのか検証して頂く事にしました。 ご教示戴きました皆様、ありがとうございました。 導入後、まだ2ヶ月の設備で事故を起こす訳にも行かず次の投資計画を上申する為の 結果を残すべき設備ですので大切に扱って行きたいと思います。 また、メーカーより検証結果の回答が得られしたらご報告させて頂きます。 ありがとうございました。 追記です。 シングルブロックで運転させるとG95に戻らずG94で加工します。 シングルブロックを外すと第二原点復帰の行でG95が復活してしまいました。 今日の調査で何度試しても同じ症状だったのでドゥエルを入れてみました。
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既出と同じく工具折損検出での問題な可能性大と思います。 そのシステムマクロプログラムでは次のような動作 ?前状態を保存 ?G94にして動作させる ?前状態に復帰させる ?保存にローカル変数を使えば問題ないが、コモン変数を使うと他のシステムマクロが既に使っておりバッティングする可能性。 装置が機械メーカの取付でなく後付では、より発生しやすい。 本来は機械メーカ(装置メーカ)がどのコモン変数を使ってるか通知すべきながら、値の変化で類推はできる。 いずれにしろ不調はメーカーの問題で、手出しするのはメーカーサービスより「××を確認して下さい」の指示を待ってからでしょう。
工具折損検出でG94,G95を切り替えていると思われるのでタップ加工の終わりからシングルブロックで起動させて確認してみては? この場合G94.G95ではなく 1.システム変数を読み取って現在の値を保存 2.システム変数を変更してG95にする 3.工具折損検出 4.システム変数を初期の状態に戻す の順番でプログラムされていると思うのでG94,G95は出てこないと思います ちなみにFANUC Series 0 では、セッティングデータ(#3005)の #6 ABS: インクレメンタル指令 です 誤記 2.システム変数を変更してG95にする ↓ 2.システム変数を変更してG94にする またまた誤記 ちなみにFANUC Series 0 では、セッティングデータ(#3005)の #6 ABS: インクレメンタル指令 です は忘れてください(こっちはG90、G91) FANUC Series 0ではシステム変数(モーダル情報 #4005)で読み取りは可能だが、直接変数の書き込みは不可
摩訶不思議ですね。 ドリル加工時にG01をキチンと指令していますか?
補足
ご回答、ありがとうございます。 ドリル工程では G90G0G54.1P○X○Y○S○ G43Z○H○(本機では不要ですが他機とのプログラム互換性の為に、メーカーカスタムサポートに弊害無し確認済み) M3 M8M51M130(クーラント指令) このあと固定サイクルに入るのでG01指令はありません。 他のワークではこれでG95が復活する事もないのですが。。。