SUH660材の切削条件と適正刃具をご教示願いま…

質問

SUH660材の切削条件と適正刃具をご教示願います。

SUH660材を切削しようとしていますが、外観の仕上がり状態もあまり良くなく刃具の摩耗も非常に悪い状況です。
また、材料を熱処理することによって快削せいが向上すると聞いたことがあるのですが本当でしょうか？
もし本当である場合にその熱処理の条件等をご教示願います。
材料径は、φ10.0です。宜しくお願いいたします。

回答No.2

noname#230359

熱処理のことは回答(1)氏にお任せして、切れ味のよい当該被削材
に適した工具（インサート）の例をご紹介します。

ワーク径φ10であれば、小形CNC旋盤（世間では自動盤と称する）
をご使用でしょうか。
そーであれば、URLの?のような工具が適しています。
この場合、クーラントは油性を使用していますか？

一般的なCNC旋盤であれば、URLの?のような工具が適しています。
水溶性クーラントを使用している場合は、溶着防止として思いっきり
ジャブジャブと掛けてください。

?は超耐熱合金用タイプですが切削条件は?と同じです。
（恨みっこなしで、カタログのＵＲＬが直接貼れる２つの
メーカを選定しました）

参考URL：

http://www.kyocera.co.jp/prdct/tool/pdf/catalog_cp234.pdf http://www.mitsubishicarbide.com/mmc/jp/product/pdf/b/b036j.pd

お礼

ご回答有難う御座います。
弊社では、前挽き用の工具は、主に住友とＮＴＫを使用していますので、ご紹介いただいたメーカーの工具を入手し、試してみたいと考えます。
有難う御座いました。

回答No.1

noname#230359

＞材料を熱処理することによって快削性が向上

可能性あると思います。

　　http://www.nas-kotai.co.jp/leaflet/660.html
　　固溶化熱処理 － 引張強さ 730 N/mm2 以下 伸び 25％ 以上 硬さ HV 202 以下

無処理よりも硬くはなるが、伸び＝粘り が減る傾向。この方が削りやすいイメージがします。

　　標準オーステナイト系ステンレス鋼に比較し、若干切削性が優れています。
　　切削は高速度鋼工具でも可能ですが、なるべく超硬工具を用い、送り速度を遅くし、
　　切り込みを深くする必要があります。

ビックリするほど難削でもなさそう。

バイトはステンレス用
　　すくい角が大きいモノ。素人ゴミが絡んできてるが、、、
　　http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=267868&event=QE0004

切削材は冷却よりも摩擦低減重視の油。最強はタッピングペースト

＞材料径は、φ10.0

気になります。長さ／径の比率が概ね１を超えると逃げが目立つから、センタ押しが必要。

お礼

ご回答有難うございます。
切れ刃の良い刃物で再トライしてみます。
有難うございました。