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M4切削タップ加工において工具とした穴の心ずれによる抵抗
- M4切削タップ加工において工具とした穴の心ずれによる抵抗が問題となっています。タップ加工を行っている多軸タップの機械で使用しているM4の切削タップでは、一箇所の穴に対して工具が上にずれてくる現象が発生しています。この心ずれによる抵抗の原因やその影響について意見を求めています。
- この心ずれが発生している穴と工具の位置は肉眼で確認したところ、0.5から1ミリ程度のずれがあるようです。また、その一箇所だけずれてくるため、他の穴と比べてずれが大きい可能性があります。しかし、このずれが抵抗増につながるかどうかは不明です。同じM4切削タップを使用している他の穴ではこのような現象は発生していないため、原因を特定することが難しいです。
- また、この心ずれが影響を与える可能性があるのは、タップ加工時の工具と穴の間に生じる摩擦です。心ずれによって工具と穴との間に不均等な圧力が生じることで、摩擦が増加する可能性があります。しかしながら、0.5から1ミリ程度のずれが抵抗増にどれほどの影響を与えるのかは分かりません。他の専門家の意見を参考にすることをおすすめします。
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疑うなら位置ズレを測るべきです。その工夫、データ化、ミエル化。 タップで難しいなら丸棒に変える。 8箇所が並んでいるなら定規を当てただけでコンマミリは判る。 紙を置いてなぞるだけでも何とか1ミリは読めるはず。 板金のタップ? なら軽負荷なのだが、それでもコレット手回しで締まりきるのか疑問。 滑らせ続けるとコレットにタップの屑が付着し、尚更続発することがあります。 いずれにしろ原因解明は難しくないです。じっくり眺めて手を出す。
多軸タップの機械でタップ加工をしているので、当該の部分だけ何かがおかしいのでは? ※ 下穴の位置と多軸タップの当該の位置のみが不一致 ※ 多軸タップの当該の位置のみが、衝突等で加工面との直角度がでていない ※ 貴殿記述内容の下穴貫通側ゆがみ具合が当該穴だけ大きい 等々が個別に又は関連して、当該の部分が芯が合っていないと感じるのでしょう。 確認が必要です。 “下穴の位置と多軸タップの当該の位置のみが不一致”の内容に関しては、多軸タップ機構 には若干の遊びがあるので、 ◆ 精度が似ている多数のタップ位置が基準になるため、絶対位置評価確認でなく、相対位置 評価確認が必要 ◆ 若干の遊びの大小のバラツキが起因している場合もあるので、遊びの大きさも確認する 必要がある そして、ユニットの交換が可能であれば、遊びの大きいユニットを当該位置にセット 交換する 等々にも、注意を払う必要があります。 人は嘘をつきますが、現象は嘘をつきません。 必ず、原因がある筈です。
コレットチャックを使った多軸タップの場合、コレットのガタで0.5の芯ズレくらい 吸収できるはずです。 下穴に倣う感じでタップが食いついて行くので下穴の曲がりが大きいのでは? 材料とタップ深さがわからないのでなんとも言えませんが、 後はタップの押し付けが強すぎても曲がります。 マスターネジでのタップ加工でしょうから、送り速度と切込み量は変わらないはずです。タップの突き出し量が他より大きいのかも知れません。 タップ軸のガタが大きすぎても曲がる原因になります。抜け際の穴のエッヂが タップのネジ溝に乗ってしまうと曲がることもあります。 ドリルで下穴をさらってからタップ加工して変化があるか確認してみると 良いと思います。