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水中圧検時のウォーターシールについて
- 鋼管両端にフランジをロー付けしたものを水中圧検する際のウォーターシールについて解説します
- 鋼管内部に水が入っているとウォーターシールになるのか、0.08MPaの圧力の空気を送り込む方法やフラックス除去のための湯洗についても紹介します
- さらに、人的工数を増やさずにウォーターシールに対処する方法についてもお伝えします
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1、鋼管内部に水が入っていてもシールはしません。ただし、水中で鋼管内部の水が漏れても判別するのが難しいと思います。鋼管内部の水を着色すれば見やすいと思いますが。 2、ではどのように試験するかですが、鋼管を動かし鋼管内部の空気を鋼管内部の上部にくるようにすれば空気の漏れが確認できると思います。ただ、漏れ量によっては少々時間を要すると思います。 3、人的工数を別にしますと鋼管の漏れ確認部(乾燥状態で)にカラーチェック白色塗料をスプレー塗布し、空気圧をかけて、水漏れが発生すれば白色が水にぬれて変色します。これも、漏れ量と漏れた水の蒸発との兼ね合いで、漏れたそばから蒸発すれば判らないかも知れません。内部の水を着色すれば別です。 4、鋼管内部の水を抜き取り、その後空気圧をかけ、漏れ確認部に石鹸水(液体洗剤でも可)を塗って放置。漏れが発生すればシャボン玉又は「カニ泡」が発生します。 長々とすみませんね。宜しく。
少し???ですが、 質問内容の鋼管内部に水が入っているとウォーターシールになるのでしょうか? は、圧力0.08MPaの空気を送り込んで、その水がその圧力に耐えて動かなければYESです。 動けばNOです。 こんな内容で良いのですか? 0.08MPaの内圧を掛けても動きますよ! 1atm(約1kg/cm^2、約0.1MPa)の水圧は、約10mの高さです。 アバウト(約)ばかりで申し訳ないのですが、海や湖を10m潜る毎に約0.1MPaの圧力が 加算されていく事をよく耳にする内容と同じです。 ですから、0.08MPaなら約8mです。 ロー付け不良部分から、約8m上にその水が上昇し、排出(廃液)される構造ならば、 ウォーターシールになりますが、そうでなければなりません。 貴殿の配管構造物が高さ8m以上とは思えないし、前述の仕様になってもいないと推測 しますので、ウォーターシールにならない、水が動き排出されるとなります。 以下のURLを確認してみて下さい。 1atm(約1kg/cm^2、約0.1MPa)の水圧は、約10mの高さですのイメージが掴めます。 http://www.secom-alpha.co.jp/aqua/aq_savewater.html ↑ トリチェリーの定理
お礼
ご回答ありがとうございます。 おっしゃられるとおり、内圧をかけて水が動かなければウォーターシールになります。 0.08MPaの内圧をかけることでその水がロー付け不良部分から動くものなのかどうなのかが知りたかったもので。 ロー付け不良部分の隙間の大きさにもよりますよね。 質問が乏しくてすみません。
お礼
アドバイスありがとうございます。 お教え頂きました方法、大量生産中の工程としては少々時間がかかりすぎてしまいそうですが、実験・試験・検査方法としてはとてもよいものと判りました。 ありがとうございました。