SKS3の焼き入れ

質問

SKS３を焼き入れしたのですが、

どうもタップの穴とか　リーマ穴　若干倒れているように思うのです、
それはφ４のリーマをあけているのに　φ４のゲージが途中からは入らなくなったり、　タップが硬くタップ締め上げると位置が微妙にずれたりするからです。

３次元的な形状でなくて
プレートに
このようなタップ穴や　リーマ穴であっても

焼き入れで油につける時に　ワークがななの状態でつけると
簡単に穴が倒れる感じにひずんでしまうものなのでしょうか？

慣れない為　釜からだしてすぐ油につけることを優先して
ななめ方向から油につけたのですが。

回答No.2

noname#230359

簡単に言えば、焼き入れによる“焼き膨れ”です。
焼き入れにより、組織が変わり、微妙に焼き膨れします。

ですから、リーマ穴がある場合は研磨や、ねじ穴がある場合は浸炭や窒化等を選択し、
ねじ部分は硬度が上がらなくするか、歪みを極力抑える硬度アップ方法を選択します。

以上が、一般的な対応です。

お礼

ありがとうござます。

回答No.1

noname#230359

焼鈍工程を追加させることで、熱処理による歪を除去してみては如何でしょうかね、
焼鈍とは 「結晶温度まで再加熱を行いゆっくり冷ます」熱処理のことで、 主に内部応力を除去・材料の軟化(粘り強さ)等を目的とします。
焼きなまし（やきなまし、annealing、「焼き鈍し」「焼鈍（しょうどん）」とも）と同義語になります。加工硬化による内部のひずみを取り除き、組織を軟化させ、展延性を向上させる熱処理である。
鋼をオーステナイト組織の状態で十分保持した後、炉中で徐冷する。
SK材よりSKS材は熱処理歪は少ないのですがね。SKS-7の材質に変更する事で改善できる場合もありますが、金型材料であるなら、入手性が無いと考えてください。参考になればと回答しました。

参考URL：

http://www.tokkin.co.jp/materials/special_steel/000096.php

補足

ありがとうございます。

焼入れ後

空冷し

釜の温度200度で

ワークを1時間　入れた後外に出して
空冷したのですが、
これが焼きなましですよね？
焼きなまししても歪が残ったということでしょうか？