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超硬棒材の曲げ加工について
- 超硬(K20)のφ4の棒を加熱して滑らかに曲げることは可能でしょうか?
- 曲げれたとしても、性質が変化して超硬材を使用するメリットがなくなってしまうのでしょうか?
- この棒は耐摩耗性のために超硬材を使用しています。
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不可能としても良いでしょう。 超硬の主成分:炭化タングステンの融点は 2860±50℃。金属タングステンのそれは3422℃。 これに近い温度でないと軟化しない。 もうひとつの成分、コバルトの融点は 1495 ℃。焼結温度はこれより僅か低い程度。 製造の出発点、すなわち粉末成形または仮焼成の段階でそのような形状を得る。もしくは焼成後に研削、放電(ワイヤー含)で加工するしかないでしょう。 回答(1)は。。。。。。。。 この特許内容は http://www.j-tokkyo.com/2003/C04B/JP2003-226585.shtml 一度焼結を行った後で加工を行い、少なくとも更に一度以上、最初の焼結温度から250℃ 低い温度と最初の焼結温度から250℃高い温度との間の温度範囲まで加熱を行い、 荷重もしくは自重にて曲げ変形させて得られることを特徴とする曲げ変形部を有する 超硬合金またはセラミックスの焼結体・・・・ 焼結体を平面研削盤にて5mm×40mm×1000mmのサイズに加工を行った。 次に、加工した焼結体を湾曲部を持つ2枚のカーボン治具にてはさみ込み、1350℃ まで昇温を行った。その結果、所望どおりの形状を製作することができた 温度の幅は加工の程度によるものと思われる。製品例のように薄い平板を瓦ぐらいにまで曲げる程度なら有効な方策と思えるが、焼成温度付近で、雰囲気で荷重を徐々に与えて、ゆっくり変形させていくような作業・・・・・ >φ4の棒を曲げる のは装置の検討から出発しないとダメ。多量製造でも?? これを出来ると言うべき也???
その他の回答 (1)
下記サイトに紹介があるように曲げ加工は可能のようですが、特殊な方法 で行なうようで簡単ではないと思います。
お礼
ご教示ありがとうございます。 特殊な技術とはつゆも思いませんでした。
お礼
ご教示ありがとうございます。 詳細説明までそえて頂きありがとうございます。 今回はジグの一部ですので材質変更するか、構成の見直しを致します。 勉強になりました。