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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SECC-Pは、六価クロム含有してますか)

SECC-Pは六価クロムを含んでいますか?

このQ&Aのポイント
  • SECC-Pは六価クロムを含有しません。
  • JIS規格によれば、SECC-Pは六価クロムを含まない材料です。
  • メーカーに問い合わせる際は、材料メーカーまで確認する必要があります。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

各種表面処理鋼板を購入し金属製品を製造しているメーカーの者です。 ご質問のSECC-Pは、仰るとおり電気亜鉛メッキ鋼板(冷間圧延)で、その後についている符号はメッキ後の後処理を示す記号となっています。 メッキ後の後処理とは、通常、亜鉛メッキ自体はメッキ直後から空気中の水分等により、酸化皮膜(不導体皮膜)が形成される影響で難塗装材であったり、メッキ表面自体の意匠性が損なわれやすい(いわゆる白錆が発生します)為、それを防止したり、塗装密着性を付与する為に行われます。 SECC-Pについては、前述の方のリンク先からも判るとおり、リン酸皮膜処理をしており、通常リン酸処理にはクロムを含有する処理液は使用しません(通常はリン酸亜鉛、リン酸マンガン、リン酸鉄を使用)。 問題はSECC-Cのクロメート処理で、前述の方の説明どおりクロム酸を処理液として使用しています。このクロム酸処理液の成分として以前は6価クロムが使用されていましたが、RoHS指令の為に使用できない製品が増えた為、代替による処理が行われています。 メーカー等の資料で謳われています「クロムフリー」とはクロム酸によるクロメート処理を止めた訳ではなく、6価クロムの代替として3価クロムへ置換されていることで、実際にクロメート処理が無くなったわけではありません。 「クロムフリー」とは実際には「6価クロムフリー」の意味で、「クロムフリー」の部分だけが一人歩きしてしまい、業界でもクロメート処理は使えないと勘違いをされている事があるくらいです。 長くなりましたが、SECC材に関しては後処理が様々な物が各メーカーより販売されておりますので、メーカーHPや鋼材販売に特化した商社等に確認のうえ購入される事をお勧めいたします。

参考URL:
http://www.toyokoka.com/column/column.htm http://www.jfe-steel.co.jp/products/usuita/denki-aen/index.html
noname#230358
質問者

お礼

大変適切なご回答ありがとうございます。 今回は、産業用電気機器用の部品として、材質SECC-P指定し精密板金加工メーカーに部材調達、加工を依頼してます。6+αの有害物質に関する問い合わせが多く、細分化する傾向にあり、とても助かります。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

昔は通称ボンデ鋼板と呼ばれていた亜鉛メッキ鋼板はクロム酸処理を行って いましたが、RoHS以降需要がないためすべて六価クロムフリーになって います。自動車用鋼板も現在ではすべて六価クロムフリーです。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに、六価クロムフリーでないと環境対策になりません。 実際に調達した材料も、これに該当するのか確認しておく必要があると思います。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

単純にネット検索しただけです。 参考URLの9)項がご参考になればと思います。

参考URL:
http://kinncyan.hp.infoseek.co.jp/kikai-tyukyuu/0004/kikai-cyuukyuu-04.html
noname#230358
質問者

お礼

調査ありがとうございます。 材料記号に関する適切な解説だと思います。