- 締切済み
小径タッピングでの問題と解決策
- 小径タッピングに関して経験がなく、M1.2×0.2のタッピングで問題が発生している。
- タッピングボール盤で切る際に出口で引っ掛かる現象が起こり、タップの磨耗も激しい。
- 問題の原因として、使用する設備や油、タップの種類などが関係している可能性がある。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
仕様確認とコスト比較が必要ですが、小径タッピングし易い丸棒材で タップ加工して、本体にインサートする方法は如何でしょうか?
材質が何なのか、タップ下穴径はいくつとか、切削油は、タップを何で掴んでいるなど、書き込んでないので詳しくお答えできないのですが。 当社は、M2以下は製品のタップ穴の横の肉厚が薄くなければ、 ニューロールタップで加工します。(寿命も長いですよ) 今の現状でタップをたてる前に下穴の加工は安定しているか確認して下さい タップのトラブルには、下穴の影響が大きいです。 あと、出口がひっかかると書いてありますので貫通と解釈しまして どんなタップでも先端から何山か案内(リード)がありますから 深さが足りていない(タッパーの伸縮で安定していないのでは) ロールタップをお勧めするのは、簡単に説明すると、切り屑がなくタップが入る時でなく逆転し上がって来る時に山を盛り上げてタップ穴を作るのですが、 メリットは、タップ事体の太さがありますし、下穴ドリル径も大きくなりますから、小径での破損トラブルが少ないです。 (止まり穴用と貫通穴用があります) デメリットは、下穴径の管理が大事で、材質に見合わせて工具屋さんか、メーカーに、適正ドリル径を問い合わせるか、テストピースなどで試してください。あと横側が肉厚が薄い場合は盛り上がり易いので注意して下さい 入り口が盛り上がるのでドリル後、面取りを先工程で いまのところ、質問に詳細が判らないのでまだなんともです 材質が銅なのでどの機械でも厄介ですが、銅製品はロールタップが最適です。(非鉄合金用)の通り穴用 普通のM1.2P0.25の下穴ならば1.00~1.05で十分なのですが、ロールタップでしたら下穴は、1.10~1.12であけなければいけません 肉厚が0.4mmでは、盛り上がりが出るのでは、加工工程を増やし(盛り上がりを考慮し、もう一度切削するか)それでは、加工コストがかさむので、下穴は、今のままで、ポイントタップ(M3からでしたら銅用があるのですが)で自分は加工を選びます。そして回転数=送りは、下げないと、切削油での冷却、タップ溝から刃先まで、いきわたらないので。 時には、タップ加工の時にプログラムで、一時停止、タッピングペーストや スプレーなど付着させ加工し、確実に良品を作る選択で加工してます。
お礼
アドバイス大変ありがとう御座います。 材質は銅材です。 製品は貫通で有効長さは5?です。 先ずは1525型の旋盤で切削加工を行っており、下穴も旋盤で加工して おります。 下穴はφ1.0~φ1.05で管理しておりますが、公差は如何でしょうか? それからタッピングボール盤での加工です。 タップは最初ポイントタップを使い、現在はロールタップを使っております ポイントタップは耐久性が非常に悪くて製品の出来上がりも不安定でした。 ロールタップは耐久性が少し良いですがタップが逆転し上がって来て製品 から出る口がネジケージ引っ掛かります(先は出口と書き間違いました)。 不良率は90%以上です。 それから製品全長が長くなり(タッピング中伸びました)、肉厚は0.4?しかないので確かに盛り上がりが発生しております。 入り口と出口両方とも面取りを行っております。 度々申し訳ないですが、また教えて頂けないでしょうか。 宜しくお願い申し上げます。 お礼遅くなりました。 これから教えて頂いた内容に基づいてテストを行います。 結果がありましたら又報告させて頂きます。 大変ありがとう御座いました。
お礼
参考に致します。 ありがとうございました。