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ISO9001取引先評価に関する問題と対策
- 今年初めに制定した品質マニュアルに対して、取引先評価・台帳登録の不備が指摘されました。審査員からは全ての取引先を登録・評価する要求があり、業務の負担増が心配です。
- 既存の取引先を営業名簿を台帳として登録し、すでに取引実績がある場合は評価をしたものとみなすことは可能でしょうか?また、取引高に応じて登録・評価の足切りをすることは要求事項から逸脱するのか疑問です。
- ISO9001取引先評価に関する問題に対して、既存の取引先の登録・評価方法を検討する必要があります。審査員からの要求には賛成しつつも、業務負担を最小限に抑える方法を模索することが重要です。
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94年度版の初年度でしたが、供給者全体(仕入先リスト)について、供給者評価責任者が事務局が作成した一覧表にA~Cの判定し、品質保証会議で合議の上、初年度の供給者リストとしたことがあります。 その評価内容のために、供給者の調査票はそれぞれ入手しましたが、主要取引先だけでした。(約50~60社) 但し、その後の再評価については、何らかの再評価を構築する必要があります。当社も供給者が300社ぐらいになっているため、再評価の方法では苦しんでます。実際に取引がある供給者は100社以下で常時一定額の取引のある供給者となると30社程度です。 供給者は、家族経営ので自営業者から上場企業までありますので、一律の評価基準に基づいて実施することは難しいです。取引しているうちに経験的に品質、納期、価格が合わない供給者へは、自然と購買担当が発注しなくなるのが実際です。 新規については、調査票と担当者の評価を会議で報告してます。 このような形態でも良い評価方法があれば、私も教えて欲しいです。
>管理の方式と程度は企業に一任されていると思われますが… JIS Q 9001 7.4.1では 組織は、規定された要求項目に、購買製品が適合することを確実にすること。 供給者及び購買した製品に対する管理の方式と程度は購買製品が、その後の 製品実現のプロセス又は最終製品に及ぼす影響に応じて定めること。 組織は供給者が組織の要求事項に従って製品を供給する能力を判断の根拠と して、供給者を評価し、選定すること。 と記述されています。 その後の製品実現のプロセス又は最終製品に及ぼす影響に応じて定めること。 とあり、全ての既存の供給者が一様な影響を持っていると判断出来れば一括 でも良いのでしょうが、普通有り得ないと思います。 又、仰る通り方式と程度は一任されていますが、組織は、規定された要求 項目に、購買製品が適合することを確実にすること。とありますので、取引 高が¥***以下は評価を行わない。(足切り)は通用しません。 取引高¥***以下は納入実績を元に評価し、選定を行う。等の記述と共に 供給者リスト・過去の不良実績等が最低限必要になると思います。
>そこで、既存の取引先は営業名簿を取引先台帳として(別紙参照として)登録し、 >すでに取引実績があるので、評価はしたものとみなす(優/良などにしておく)事 >はできないでしょうか? 不可でしょう。 >また、取引高に応じて登録・評価の足切りをすることは要求事項から逸脱して >しまいますか? すべての仕入れ先の登録・評価が必要です。 >結構な数になるので業務の負担増が心配です。 評価項目を工夫して負担を減らすなどの配慮をされてはいかがでしょうか。 弊社ではHP検索・TELでの聞き取り調査で評価項目を埋めて、訪問調査 しなかった仕入れ先もありました。
補足
CO様、ご返答ありがとうございます。 >不可でしょう ですが、管理の方式と程度は企業に一任されていると思われますが、既存一括評価では難しいのでしょうか。 新規取引先に関してはもちろん、1社1葉で評価票をおこします。