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孔食電位とアノード分極曲線の違い
- ステンレス鋼の耐食性評価には、孔食電位とアノード分極曲線の測定が用いられます。
- 具体的には、孔食電位は鋼材の電気化学的な腐食傾向を評価する指標であり、アノード分極曲線は電流密度と電圧の関係を示す曲線です。
- これらの測定方法はステンレス鋼の耐食性の評価において重要であり、適切な基準に基づいて区分けを行うことで、材料の腐食状態を判断することができます。
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ステンレス鋼の腐食形態は使用環境により異なります。代表的なものとして 「全面腐食」、「孔食」、「粒界腐食」、「隙間腐食」などがあります。 それぞれについては検索して見て下さい。 腐食形態に応じて、耐食性の評価試験方法も異なってきます。 アノード分極は硫酸溶液中での不動態被膜の破壊電位を評価するもので 「耐全面腐食性」の試験になります。 孔食電位は塩化ナトリウム水溶液中での不動態被膜の破壊電位を評価する もので「耐孔食性」の試験になります。 どちらの試験を適用するかは、試験する部材が使用時に想定される腐食の 形態が何になるかにより使い分けます。 JIS G0577に「ステンレス鋼の孔食電位測定方法」が規定されています。 JISのハンドブックならば「鉄鋼?」に収録されていますので、ご参照 下さい。
以下が評価法の資料です。 http://www.jfe-tec.co.jp/tech-consul/main08.html 化け学屋でないので、詳しくは判りませんが、 ★ 孔食電位は、ステンレス自体が、不動態皮膜生成で、耐蝕性を有して いますが、その破壊から生成の力を電位で確認している? ☆ アノード分極曲線は、ステンレス鋼の相手と電池作用等での腐蝕を 確認している? 以下の資料で、判断若しくは問い合わせをして下さい。 ステンレス鋼の孔食電位は、以下の資料を参考に、 http://www.bekkoame.ne.jp/%7Efujiict/stainless.html http://www.hq.nsc.co.jp/pipe/new/05.html http://www.eccj.or.jp/he_qa/heat/n9903.html http://cc.msnscache.com/cache.aspx?q=%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%ac%e3%82%b9%e9%8b%bc+%e5%ad%94%e9%a3%9f+%e9%9b%bb%e4%bd%8d&d=73747471206627&mkt=ja-JP&setlang=ja-JP&w=f4103960,7bedea53 ステンレス鋼のアノード分極曲線は、以下の資料を参考に、 http://www.tech.nite.go.jp/sbr/tr/tr0002.html http://www.nstr.co.jp/denki.htm http://www.mmc.co.jp/niigata/yakin/japanese/seihin/product02.html http://www.kawaju.co.jp/techno-wm/backnumber/bn_008/showroom01.html http://cc.msnscache.com/cache.aspx?q=%e3%82%b9%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%ac%e3%82%b9%e9%8b%bc+%e3%82%a2%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%89+%e5%88%86%e6%a5%b5+%e6%9b%b2%e7%b7%9a&d=73739191584588&mkt=ja-JP&setlang=ja-
お礼
ご教示頂き、誠に有難うございます。参考にさせて頂きます。
お礼
丁寧にご教示頂き、誠に有難うございます。とても勉強になります。 また、この件に関しまして引き続き質問させて頂きます。 孔食電位の測定方法(電位)の算出にはどの様な計算式を適用すれば宜しいのでしょうか?規格等が存在するのでしょうか?