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電子機器筐体のアルミと鋼板の違いと使い分けについて
- 電子機器の筐体にはアルミと鋼板が使用されます。アルミは軽さや外観の良さから多く採用されています。一方、鋼板は強度がありますが、その他の面ではアルミに劣ります。磁性、非磁性の違いから音質にも影響がある可能性もあります。
- アルミと鋼板は電子機器の筐体に使用される材料です。アルミは軽量であり、外観の美しさもあります。鋼板は強度がありますが、その他の面ではアルミには劣ります。また、磁性と非磁性の違いから音質にも影響があるかもしれません。
- 電子機器の筐体にはアルミと鋼板が用いられます。アルミは軽く、見た目も美しいため、多くの場合アルミが選ばれます。一方、鋼板は強度がありますが、その他の面ではアルミには及びません。音質にも影響がある可能性もあります。
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オーディオアンプの筐体にアルミが使用されて理由は、外観と本体で理由が違います。 外観(前面のボタンなどが付いている面)にアルミが使用されているのは、アルマイト等でいろいろな色調の色が出せる為デザイン性が高く、また、押し出し部材を使用することで、2D曲線の形状が作りやすい為です。 本体に使用されている場合は(概ね大型のアンプになりますが)、放熱が主な目的です。 大型でない場合は本体内部に放熱器を設置しますが、大型で発熱量の多い場合は放熱効率を考え、本体外部にむき出し(またはむき出しに近い程露出)させます。 もちろん、安全上の都合もあり、直接触っても火傷しないように配慮はされています。 鋼板の良い点をお尋ねでしたので、補足します。 音響機器では、一般的に本体重量が重いほど音がいいとされています。 理由としては、音による振動に対して強いからとされています。 また、アルミに比べて密度の大きい鋼板材は音の伝わり方が早く、こちらも音が良いとさています。 強度とコスト以外でアルミと鋼板を比較した場合、鋼板の優位性はそのような事があります。
鋼板の方が安価でることは一般論としては重要です。 価格は2の次,3の次の超弩級マニアには関係のないことかもしれませんが・・・。 もう一点, 筐体がグランドとして信号電流が流れるようなことを想定した場合, 電気的接続の確実性も得失比較しておいた方がいいと思います。 アルミは通常の方法でははんだづけできません。 鋼板の場合,電気亜鉛メッキ+クロメート処理が一般的だと思いますが, これもあまりはんだづけしやすくありません。 端子などをねじ止めした場合について,どちらが安定的に確実な接触が とれるか,どなたかご回答頂けると有難く思います。 これらの課題を解消するために,鋼板を銅メッキしたものが使われている例 があったと思います。 磁性は,非線形性を伴うために歪み発生の原因になるといわれていますが 電気的測定上の歪み率や聴感上の音質にどの程度の影響があるか,定量的に 明確になっているでしょうか?どなたかデータあればご教示いただけるると 有難く思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 電位の安定性も筐体材質で違いがでるのでしょうか。 磁性の音質に関する影響なども興味深いですね。
アルミは熱の伝導がよく、軽いですよね。 鉄は磁力線を遮蔽するのにいいですね。 ハム音が出ないように工夫されてあります。
お礼
回答有難う御座います。 ハム音対策として防磁性では鉄が優位なのでしょうかね。
お礼
具体的なご説明有難う御座います。 アルミの優位性や、鉄の共振性などとても参考になりました。 やはりアルミ以外で鋼板が使われてる場合は重量や強度、剛性などを 考慮しての結果なのかもしれないですね。