- ベストアンサー
ACアダプターの欠点とは?
- ACアダプターを装置の電源として使用することの利点は、安価で小型であることです。しかし、他社の製品ではACアダプターを使用しているものを見たことがありません。産業機器の電源としてはACアダプターは適さない理由があるのでしょうか。
- ACアダプターを産業機器の電源として使用することにはいくつかの欠点があります。一つは、ACアダプターがモールドされているため、放熱が悪いことです。このため、長時間使用する場合には過熱のリスクがあります。また、ACアダプターは安価なため、データシートが存在しないことがあり、シビアな用途には躊躇することがあります。
- ACアダプターの欠点には、放熱性とデータシートの欠如が挙げられます。モールドされたACアダプターは放熱が悪く、長時間使用する場合には過熱のリスクがあります。また、安価なACアダプターにはデータシートが存在しないことがあり、シビアな用途には使用しづらいです。産業機器の電源としてはACアダプターは適さないと言えるでしょう。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
どの程度の消費電力の機器を想定なさっているのですか? 数10W以上の消費電力の機器の場合,ACアダプターは小形にはできません し,効率の面でも有利になりません。 小容量の機器であって,万一電源の接続がはずれても大きな問題とならないよ うな機器(おもちゃ程度の信頼性)であれば,ACアダプターを使って悪い理 由はありません。 ただし,長寿命を要求される製品であれば,使用するACアダプターは製品 寿命に対応できる信頼性が必要です。連続通電で10年以上の信頼性を要求 されるような製品に対応できるACアダプターを探すのは相当難しいことに なると思います。 産業用機器に使いたいのだけれども,ACアダプターの寿命は何万時間(何 年)ありますか?その寿命を規定する使用条件はどのようなものですか(入力 電圧,負荷電流。周囲温度)?と尋ねてみてください。 まともな回答がなければ,そのACアダプターはおもちゃレベルと判断する ことが賢明な判断と思います。 明確な条件を示すことなく,壊れるまでは何年でも使えますというようなと ころは,まともなメーカー(販売元)ではありません。 想定されている装置の要求仕様(信頼度,寿命,メンテナンス体制)などを 明確にすることがスタートポイントと思います。
その他の回答 (5)
この質問の目的は 市販する装置で電安法認定を取らずに簡便な方法を探してる と言うのだと思うのですが >ACアダプター自体をケースに入れてしまうので >刃の部分に電線を半田付けして熱収縮チューブを被せています。 これをしてしまったら結局、電安法認定を取らねばならないのではなかろうか? http://www.tdk-lambda.co.jp/products/sps/ps_unit/bodyj.html http://www.cosel.co.jp/jp/products/sub01-1.html このタイプの電安法準拠機種を使うのと変わりないと思うのだが?
お礼
回答ありがとうございます。 >この質問の目的は >市販する装置で電安法認定を取らずに簡便な方法を探してる >と言うのだと思うのですが 言葉足らずだったと思いますが、 「生産現場の簡易検査器をできるだけ安く」 というようなレベルの要求に対応するためです。
ACアダプター使用の方向のようなので、使用時の注意点を。 ACアダプターにはトランスタイプとスイッチングタイプがありますが、 トランスタイプは原理的にはトランスの巻線の比率で電圧を下げてから 直流に変換しているだけですから、入力電圧の変動で出力電圧が変動 します。 近くに入力電圧を変動させるような機器(モーター、ヒーターなど)が 設置される場合は出力電圧が変動することを考慮した設計が必要です。 また、消費電流によって電圧が変動します。消費電流が少ないときは 表示電圧より高めに電圧が見えます。消費電流が大きく変動するような 場合も出力電圧が変動しますので、これも考慮する必要があります。 スイッチングタイプは上記の心配は殆ど不要ですが、スイッチング ノイズが乗っかっており、EMC特性が悪くなる場合があります。 あとDC側のプラグが抜けやすいので、何も対策しないと振動などで 抜けてしまう場合があります。 他にも色々あると思いますが、とりあえず。
お礼
回答ありがとうございます。 スイッチングタイプの定電圧タイプです。 >あとDC側のプラグが抜けやすいので、 ごもっともです。 プラグは取り外し(付属ケーブルは長すぎるので)、コネクタを 付けて使用しています。
たまたま、光ファイバーモデム(RS232C)の電源がACアダプターでした。通信が出来なくなって機器本体を点検しても異常が無く、もしやと思ったらコンセントからACアダプタが抜けかけて挿す方向に一寸押したら、正常になりました。今では、50cm位のAC100V延長コードを作り、その先にACアダプタを取り付けて床面に転がしています。抜けやすいので、要、注意です。 コンセントに挿す刃の所は水分から保護されていないので、設置場所に依り、漏電の可能性があります ACアダプタから出ているケーブルが屈曲を想定してなく、切れやすい それと最近は、まだ分解した事がありませんが、ACアダプタを購入すると、中身は安定化電源(AVR)のトランジスタ回路が組んである物が主流らしいです。
お礼
回答ありがとうございます。 >コンセントに挿す刃の所は水分から保護されていないので ACアダプター自体をケースに入れてしまうので 刃の部分に電線を半田付けして熱収縮チューブを被せています。
悪い点 ・ノイズや突入電流にどこまで耐えられるのか不明。 ・どの程度、安定した電圧が供給できるのか不明。 ・使用する電流が低すぎても誤動作を起こしやすい。 良い点 ・安価であること。 ・交換もたやすい。 ・装置が100Vコンセントから直接電気を取っていないから、面倒な法律も関係ないはず?
お礼
回答ありがとうございます。 >・装置が100Vコンセントから直接電気を取っていないから、面倒な法律>も関係ないはず? 助かります。
民生でACアダプターを使う理由は 安全規格が楽だからです。 確か 低電圧(確か48V程度だったような)低電力(48W以下だったような)は ULで2次電圧と区別が可能になります。2次電圧では空間距離や沿面距離などの規定も楽になる為、ACアダプターが広がった訳と考えます。 本来 1次電圧の範囲では2重絶縁電線や、コネクター空間距離、空間距離ケース放熱穴サイズ、規格によってはハンダ方式などの規定が有るのですが、産業機器では本来規格に入らない設計も目にします。 産業機器では低電力の製品が少なく、2次電圧範囲にならない事や、クローズしたシステム(電源が壊れたので、チャージャーを変えた)などで不要輻射電波が出た事などでの誤動作が無い用に考えたと思われます。 ですので、産業機器で有っても、性能に問題が無ければ使用可能と思います。
お礼
回答ありがとうございます。 >産業機器で有っても、性能に問題が無ければ使用可能と思います。 安心しました。
お礼
回答ありがとうございます。 >連続通電で10年以上の信頼性を要求 >されるような製品に対応できるACアダプターを探すのは相当難しいことに >なると思います。 知りませんでした。 参考になりました。