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マクロを使用したプログラムの作成について教えてください
- マクロを使用したプログラムの作成方法や活用方法について詳しく教えてください。
- マクロを使うことでプログラム作成が簡単になる方法について教えてください。
- おすすめのマクロ学習教材や参考書について教えてください。
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マクロの勉強、順調ですか!! 私も「旋盤加工に使えるマクロの形は」ということで考えてみました。 投稿意図からチョットそれるかも知れませんがご容赦下さい。 旋盤加工の知識に乏しいため、作業者の横でジッと観察しました。 きずいた事 ・作業のほとんどは G71、G70 のサイクルを使う加工 ・ジャーナル形状、カバー形状、内径ハウジング形状が多い ・中央を掘り込むような加工は非常に少ない ・サイクル使用時、時間を費やすのは接点計算(直角以外) このような事を踏まえて考えたマクロの形態は(マクロ番号を500として) G500 T-X-(C-)Z-(U-W-D-V-F-)I-J-K-I-J-K-I-J-K-I-J-K-I-J-K- T- サイクルパターン(G70、G71、G72) X- 素材外形 C- 素材穴径 Z- 切り込み基準 Z 座標(通常は 0 ) U- X方向仕上げ白 W- Z方向仕上げ白 D- 荒削りサイクル切込み量 V- 切削速度 F- 毎回転送り量 I- 仕上がり径 (格段の内径、外径) J- コーナーR K- 切削長 (各段のインクりメンタル値) ()以外は必須データ、つまり図面寸法は必要、条件はモーダルデータとしてもOK 図面寸法は I、J、K で入力、ジャーナル形状で考えた場合 5段 まで J値(コーナーR)は「凹R」、「凸R」が必要 凹Rを指令した時は凸Rを固定値に、凸Rを指令した時は凹Rを固定値とする というような感じです。 旋盤加工のコーナーの形状は『9パターン』。(通常の加工では) 形状を先読みしパターンに嵌め込みながら、切込み量との荒削り交点を計算させることで、荒削りサイクルを実現しました。 加工の95%くらいは、これ1つでカバーできます。 興味を持たれたら連絡ください。 貴重なヒントを有り難うございました。勉強頑張ってください。
私は、20年くらい前にメーカーのマニュアルで独学で覚えました。 F社の6Mくらいの年式のマニュアルには丁寧に書いてありました。 私が最初にマクロを使ったのは、だるい・くどい、なんで同じことを何度も入力しなければならないのか、でした。 加工の最初と、最後は同じようなプログラムになります。 違うのは刃物台番号・工具補正・回転数・回転方法ではないでしょうか? このへんから始めてはどうですか? よくNC旋盤でマクロは要らないと言われますが、たしかに沢山は必要ありません。 しかし、φ100の物をφ50にするとします。 直径で5ミリずつ削ると G00Z2. X95. G01Z-50.F0.3 G00U2.Z2. X90. G01Z-50. G00U2.Z2. X85. G01Z-50. G00U2.Z2. X80. G01Z-50. G00U2.Z2. . . . X50. G01Z-50. G00U2.Z2. 通常こうなります。 マクロで作れば G65P8000I95.X75.Z-50.Q5.F0.3 I=切削始点X X=切削終点X Z=切削終点Z Q=切込量 F=送り量 Gコードマクロを使えばさらに G100I95.X75.Z-50.Q5.F0.3 NC旋盤の場合は上記のような繰り返しが多々あると思います。 慣れてこられたら、こういうのもどうですか?
NC旋盤で量産加工を行っています。 FANUCであればマニュアルみれば独学で大丈夫だと思います。 使用用途は刃具補正(刃具交換から使い切るまでの磨耗量を自動で補正、刃具交換時に磨耗量を戻してやりチップ交換時に削りすぎによる不良が発生しないようにする)と加工個数に応じた送り速度(面粗度を安定させるため)に使用したりしています。 まずは気楽にマニュアルとにらめっこが良いかと思います
お礼
ありがとうございました。 いろいろなマクロの使い方があるんですね。 やはりまずはマニュアルをよく読むことが一番大切なんですね。 内容を理解した上で有効的にマクロを使えるように努力します。 ありがとうございました。 これからもよろしくお願いします。
旋盤では自由度が限られるため、あまり必要ないと思います。 マクロは同じような処理を繰り返す場合に威力を発揮しますので、どっちかというとMCむきです。 よく、旋盤で使われるのは刃具折れ検知であったり、ワーク端面検知であったり、加工とは関係ない部分で使われていたりします。 前の方も書かれていますが、マクロを組めば組むほど、階層化が進み変数処理が増えるので可読性が悪くなります。 バグの温床にもなりやすく、何かあれば対応は書いた本人となりやすいことにも気をつけてください。 最初はテーパー長さの変更とオフセットでは正確に出せないようなところをちょこちょこいじるところから始めていかれるのがいいのではないでしょうか? プログラミングの考え方を勉強なされることも一つの手だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 マクロはプログラムを修正したりするときに便利な物だと 思っていましたが。そのような使い方もあるんですね。 回答いただいたことを頭に残しておいてマクロを理解して ぜひ実践してみたいと思っています。 今後もよろしくお願いします。
CAMだけでプログラムを作成する分には、 正直なところマクロは殆ど要らないと思います. マクロプログラムは、具体的に何か実現したい事が無いと、 なかなか作れないものです. また、NC装置によって微妙にできる事や その書き方というのが変わって来ますので、 まずはマニュアルを熟読する事が何より大事だと思います. マニュアルをよく読めば、マクロで何ができて、 それぞれの現場でどう応用できるかというのが見えて来ると思います. マクロを使ったプログラムというのは、 どうしてもプログラムの見通しが悪くなり、 見通しの悪いプログラムは思わぬ事故を招く元凶にもなりますから、 無駄にカスタムマクロを使う事はおすすめできません. プログラム内で変数を参照すれば、 その内容により機械の動作も変わって来る訳でして、 その分、プログラムのデバッグも手間が掛かります. パソコン上で動かすプログラムと違って、 物理的に大きな物体が動く事になるので、 とりあえずやってみて具合が悪かったら修正する、 という訳にもいきません. 下手をすれば機械をもぶっ壊し兼ねない訳でして. パソコンのプログラムなら、中のメモリの内容をうっかり壊したところで マイクロプロセッサが暴走するくらいで、 最悪電源を入れ直せば済む事が大半ですが、 工作機械を暴走させたら、それこそタダでは済みません. カスタムマクロ入りのプログラムを使うには、 それにより起こり得る可能性をあらかた把握して、 万が一にも想定外の動作だけはしない様に組む必要がある訳ですね. 教材と言っても、NC装置や工作機械本体のマニュアルと、 現場にある工作機械の現物くらいのものなので、 まずは、簡単なところから、 微妙な形状の修正にマクロ変数を使ってみては如何でしょうか.
お礼
いつもお世話になっております。 まずはマニュアルをよく読んで内容を理解できるようにします。 マクロは便利な物でも恐ろしいものでもあるという事もよく理解して 使わないといけないということが分かりました。 ありがとうございました。
お礼
お礼の返信が遅くなり大変申し訳ありません。 実際の例をあげた説明でマクロを知らない私にとっては ものすごく分かりやすい説明でした。 固定サイクルを使うよりも簡単にプログラムが作れるんですね。 さっそくF社のマニュアルで勉強してみます。 親切なご回答をいただきありがとうございました。 今後ともよろしくお願いいたします。