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耐食性試験について
当方、自動車部品の鉄材料に防食性機能付与のため、 亜鉛めっき、亜鉛ニッケルめっき、カチオン電着塗装を施しております。 これら部品についての要求品質として、耐食性試験(塩水噴霧試験等)があります。 その耐食性は次のようなもので、JIS規格やメーカーの要望によって異なりますが、 例) 亜鉛めっき(8μ)+有色クロメート:SST○○時間で赤錆なきこと 亜鉛ニッケルめっき(5μ)+有色クロメート:SST△△時間で赤錆なきこと カチオン電着塗装(20μ):SST□□時間 このような自動車部品の耐食性試験時間は、実車の耐久性にして、 何年くらいを保障するものとして設定されたものなのでしょうか? お分かりになられます方、お教え願います。
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保安部位の部品ですと 日本車は10年がトレンドですが、市場要件が違いますので どこまでリスクをとるかで部位ごとに決めます。 ぼくは 自車13年乗ってますが もう保証切れですね。
少々、企業秘密に抵触しそうな部分があるので、 やや大雑把に書きますが、お許しを。 (昔、勤めていた二輪メーカーでの資料を見ながら・・。) それと、殆ど推定ですので、御了承下さい。 (二輪と四輪では、要求品質が違い過ぎるので。) 正確には、完成車メーカーが設計基準を定めている筈です。 亜鉛めっき(8μ)+有色クロメート:屋外暴露で半年~1年程を想定。 走行時に泥ハネ等が当たる箇所は適用除外。 亜鉛ニッケルめっき(5μ)+有色クロメート:上記よりはやや劣る程度。 直接雨水がかからない箇所。 カチオン電着塗装(20μ):屋外暴露で1年程を想定。 他の部品と擦れない等、適用範囲の条件付き。 こんな感じだと思います。 何かの打ち合わせの時に、さりげなく尋ねてみてはどうでしょう? 「品質向上の資料としたいので、差し支えない範囲で教えて下さい。」 とか言えば、開示してくれるのでは? 書き忘れてしまいました。 (当然ですが、)上記の期間は、発錆無き事の期間として考えて下さい。 発錆の有無を確認する方法も規定がありました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考になりました。 私の方でも一度、メーカー設計関係者と接する機会のときに、 さりげなく聞いて見ます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 10年あるいは10万km走行が、一般的に切り替え時期という感じがします。 耐食性試験について、一度設計メーカーにさりげなく聞いてみます。 ありがとうございます。