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ターカイトの接着方法と張替えの期間について
- 最近のNCはスライド部がLMガイド仕様の物が多いですが、スライド部の処理としてターカイトを貼っているものがあります。ターカイトの接着方法はどの様に行われているのでしょうか。
- また、ターカイトの張替えには何日程度の期間がかかるのでしょうか。簡単な作業工程を教えてください。
- ターカイトについての接着方法や張替えの期間について教えてください。
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RB利です ターカイトを貼った専用機加工機を以前製作していました 「張り替え」と言うことはすでに貼ってあるものを 剥がしてとのことのようですが すでにターカートメーカーと技術的な打ち合わせは済まし、 仕様とか条件とか接着材などの基礎的知識は は完全に熟知されていると思いますが メーカーのURLを載せましたので詳細はメーカーに確認ください 新規での実作業でのことを以下に記入します 相手材質鉄鋳物、習動面として使う、潤滑油供給有り で 1、鋳物面ソ度は一定に粗くなくてはいけません (フライス加工で深さ0.2mm、巾4mmのぎざぎざ面くらい) (張り替えの場合も接着材削除のため切削加工が必要と思います) 2、脱脂は十分にし180度位の温度で2時間以上空焼き乾燥 (鋳物ピンホールに染み込んでいるている溶剤を焼きとばす) 3、接着剤を鋳物側に均一にヘラで塗布 4、必要な大きさに切ったターカートの接着面を接着側にし 空気が入らないようにのせる 5、一定の重り(面圧はメーカー指示)を載せ48時間 6、はみ出た接着剤やターカイトの角を大きくナイフで面取り 7、ターカート面を切削面加工、油溝加工、面研削加工 (切削温度が上がらないように十分に切削油をかける) 8、油溝と研削加工面との角をナイフで大きく面取り 9、必要なら 油だまりの為、きさげで模様加工 注意 ターカートはやわらかい(MCナイロンと同じくらい)ので 傷や鉄粉が食い込みやすいので取り扱いや環境に注意が必要 又、潤滑油が十分でないとターカイト面の減りが著しい 相手面ソ度は習動方向と平行な研磨面で 質問内容と少し違うかも知れませんが これ以外はメーカーとのやり取りで吸収できると思います
2液のエポキシ樹脂接着剤らしいです 簡単ではありません 再貼り付けの場合は 以前の接着剤の除去(場合に寄っては貼り付け面削正) 洗浄 接着 硬化後 摺動面の削正 の手順です 実作業は多分2日間ほどでしょうが 待ちが結構あります 経験では 日程は機械メーカに特急でやらせて1週間 普通に順番待ちすると3週間
お礼
ありがとうございました。 順番待ちが有る事は、メーカーも言っていませんでした。
このサイトで『ターカイト』を検索すれば、過去例があります。 >簡単な作業工程 とはいかず、分解・貼付け・再調整の修理でしょう
お礼
ありがとうございました。 色々検索したのですが 自分が望む様な回答か得られなっかです
お礼
ありがとうございました。 工程・時間などが、非常に解りやすくて 助かりました。 私も FC材にきさげ経験はあるのですが ターカイトについては 認識が浅く勉強不足でした。 本当に ありがとう!