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黒色メッキの選定に悩んでいます
- リン青銅のコネクタ部品に黒色メッキを施したいと考えていますが、これまで黒色メッキを試した経験がありません。そこで、Niメッキと同等の耐磨耗性と誘電性を持ち、色ムラが少ない黒色メッキの選定に悩んでいます。
- 黒色メッキの選定には以下の条件を満たすものが必要です。まず、リン青銅のコネクタ部品に施すためには、Niメッキと同等の耐磨耗性が必要です。また、誘電性も重要な要素となりますので、Niメッキと同等の誘電性を持つメッキを選ぶ必要があります。さらに、外観の面でも重要な要素として色ムラが少ないことが求められます。
- 上記の条件を満たす黒色メッキを選ぶために、専門家のアドバイスを求めています。黒色メッキの中でもNiメッキと同等の耐磨耗性と誘電性を持ち、色ムラが少ないメッキの種類を教えていただければ幸いです。
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全く同等の性能となりますと、黒ニッケルというものがあります。 電解メッキになりますので、今までのニッケルメッキが電解か無電解か、どちらで行っていたかという確認をしてみてください。 もう少し安価なもので、黒クロームというのもあります。 よく見ると、若干茶色に近い黒で、ムラもあるのが見えます。 逆に高価なものでは、黒クロムというのもありますが、六価クロムの問題があるので、検討が必要かと思います。 参考になりますでしょうか?
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黒色Niめっきは、亜鉛やイオウを共析させたものになるので、 耐磨耗性(硬度)は必ず低下します。 回答(1)の方の「黒クローム」はクロムめっきの変形で、 クロム酸化物を共析させたもの。装飾品並みの耐磨耗性です。 同じく「黒クロム」は亜鉛めっきの黒色クロメートのことを指しておられるのでしょう。耐食性目的であり(外観目的のタイプもありますが)、耐磨耗性は前出の2者よりはるかに劣ります。 「クロム」と「クローム」で使い分けておられるようですが、表面処理業界ではどちらも同じ物として捉えているように思います。 「黒クローム」は黒色クロムめっき 「黒クロム」は黒色クロメート >?Niメッキと同等の誘電性がある コンデンサでいう誘電率ですか? 電気伝導度なら、黒色Niめっき,黒色クロムめっきは共に低下します。 黒色クロメートも金属でない分、低下します。 コネクタ部品を黒くする目的は何でしょう? 外観ですか?光学的特性ですか? それによって適用するものが全く違った結果になります。
お礼
たいへん詳細な回答まことにありがとうございます。 今回メッキ業者さんからサンプル頂ける ことになったので、外観・特性など 試験してみようと思っております。 しかし黒色Niメッキでも様々種類があるようなので これから検討していこうと思っております。 ?について 黒色Niメッキは耐磨耗性が必ず低下するのですね。 使用上問題ないか試験してみるつもりです。 ?について 誘電性と書いてしまいましたが 「導電性」の間違いです。申し訳ありません。 導電性も低下するのですか。 これについても試験してみる必要がありますね。 >>コネクタ部品を黒くする目的は何でしょう? 目的は外観です。 なるべく色むらのない美しい黒にしたいと 思っております。 しかし導電性・耐磨耗性が低下するということ であれば性能の部分で問題ないメッキを探して いこうと思っております。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 いままでは電解Niを施していましたので 黒ニッケルが適しているようですね。 色むらがなく漆黒に近い黒色を求めているので 黒クロームは適さないようですね。 教えていただいたことを参考にメッキ屋さんと 相談してみます。 この度はまことにありがとうございました。