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3端子レギュレータの並列使用の可否
- 3端子レギュレータを並列で使用することは可能でしょうか?
- 5V、3.3V、1.8Vなどが混在した基板で、3.3Vの電源の消費電流が大きくなっており、単体の3端子レギュレータでは必要な電圧と電流を得ることができません。
- 現在は2個の3端子レギュレータを並列で使用し、動作させていますが、試作や実験品であれば問題ありませんが、量産品では推奨されません。
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毎度JOです。 LM1087 http://www.national.com/JPN/ds/L1/L1087.pdf 最大出力電流 800mA この手のシリーズレギュレタを並列に接続するとどうなるか・・・ 並列接続された2個は出力電圧にバラつきがあり、どちらか片側に電流が偏ります、 したがって片側のICは全出力し、不足分を残りのICが請け負う形になります、 いずれにしても「スペック一杯」まで出力させるのは、よくありません。 >>今は、そのICの上に、もう1個同じICをおんぶして使ってます 重ねて使用するとICの放熱で不利で、十分な放熱は期待できません。 回路設計する立場からでは、このような使い方は、試作であっても「言語道断」です!!! 通常であればデバイスの変更しかありません、そこで LM1086 http://www.national.com/JPN/ds/LM/LM1086.pdf 最大出力電流 1.5A SOT-223はありませんが、TO-263のパッケージがあります、少し大きくなりますが、 ピン配置が同じですので、パターンの変更が最小限で済みます
その他の回答 (3)
回答が色々出ていますが、NECの三端子レギュレータのユーザーズマニュアルに 詳しく書かれていますので参考にしてください。 応用回路に高出力電流回路やワイヤードOR等の回路が載っています。 しかし、一番簡単なのは回答(3)さんのデバイス変更ですね。 三端子レギュレータは、熱くなるのが当たり前と思ってください。 ドロップさせた分だけ熱が出ますので、熱設計が非常に大切ですから ヒートシンクについても調べてください。 スイッチング電源用のICも多く出ていますので それを検討するのも良いかもしれません。 部品点数は僅かに多くなりますが、熱的には安心です。
お礼
plus様 ありがとうございます。 ユーザーズマニュアルを今見ています。 現状は、やはり危ないし、ICがすごく熱いので、レギュレータを外して外部電源で試験してます。
本題じゃないですが、電池も、アルカリ電池やNiCdなど、 内部抵抗の低いものは並列しちゃダメですよ。 昔ながらのマンガン電池なら内部抵抗が大きいので 自然にバランスされますが。(電流制限抵抗を内蔵してるのと同じ)
お礼
ヒプノス様 回答ありがとうございます。
基本的なシリーズレギュレータなので、だめだと思います。 基本的に逆電流を許してませんので・・・。 もしレギュレータを2つ使用するのであればダイオードORしてみてはいかがでしょうか?(ダイオードはショットキ) 可変出力タイプであれば電圧をダイオード分高く設定しておけば (0.3V程度でOKなはず)良いかと思います。 ただ改造内容は多いと思われます。 量産品は部品選定をし直して、(場合によってはパターン変更も) 行う方がいいと思います。
お礼
saishimochi 様回答ありがとうございます。この方法も試して見ます。
お礼
JO様、回答ありがとうございます。 早速、サンプルを取り寄て、試作してみます。