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3価クロメートねじの取り扱いで困っています。対策方法をご存知の方はいますか?
- 3価クロメート鍍金のねじを取り扱っている際に、自動供給機の流れが悪くなる問題と、鍍金の剥がれ落ちに悩んでいます。一日で金属紛だらけになってしまうため、対策方法を求めています。
- 表面粗さが異なる3価クロメート鍍金のねじは、自動供給機の流れを阻害し、作業台が金属紛だらけになる原因となっています。鍍金の剥がれ落ちも問題となっており、解決策を模索しています。
- 3価クロメート鍍金のねじを扱っている際に、自動供給機の流れが悪くなることや、鍍金の剥がれ落ちが起こることに悩んでいます。金属紛が作業台に広がるため、これらの問題を解決する方法を模索しています。
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表面処理業者です。 6価であっても、3価であってもめっき剥がれ状態は変化するものではありません。基本的に亜鉛めっきの上にする処理ですから、それが変化しても素地とめっきの密着は変わらないからです。 むしろ材料に疑問を持ちます。小さなバリなどはないですか?バリが剥がれ落ちているのではないですか?長時間自動補給機に流すことにより、バリのかけが多くなっているのではないですか? 表面粗さは薬品により数値は変わります。一度、処理業者に相談してみてはどうでしょうか?
私も、最近勉強したばかりで、付け焼き刃状態です。 HPの管理、温度の管理、Cr濃度の管理、Zn濃度の管理、Fe濃度の管理、処理時間の管理。全てにおいて、管理幅を小さくし、変動が無い状態で、一つのファクターだけを変化させて、最適な条件を得る必要が有ります。(ランニングコスト、防錆効果に影響大) 私は、アルミの防錆を考えているので、亜鉛の防錆皮膜とは、多少状況が違うらしいのですが、その過程で、知り得た情報です。 いろいろな文献が、インターネット上でも、検索できますので、探してみるのもよいかと思います。
お礼
なるほど。 私自身も仕入先にお任せにするのではなく、もう少し知識を蓄えるべきですね。 ただ、3価クロムは様々な管理項目があるため、鍍金屋さんも細かいことは社外秘にしているようで教えてくれないのです。鍍金屋さんにしてみれば、他社と差別化を計れる良い機会ですしね。 もうすこし、鍍金屋さんとの付き合いを密にしてみます。
クロム皮膜の処理工程の管理に問題が有ると思われます。 従来の6価クロムによる造膜処理は、かなりラフな管理でも、ほぼ均一な結果が得られたのですが、3価クロムを使った処理の場合、処理液中に存在する亜鉛や鉄の濃度は、処理結果に大きく影響し、特に鉄の濃度は、ほんの少し上昇しただけで、処理能力に大きく影響します。 メッキ屋さんもこの事は、ご存じないかもしれません。原因は、ボルトが処理中に処理槽内に落下して溶融している可能性が高いですが、薬液の交換サイクルの設定が、長すぎる可能性も有ります。 薬液が変わり、管理しなければいけない項目が、倍以上に増えているのに、従来のイメージで使っている可能性は、考えられます。 何処の、なんと言う薬品を使い、どんな処理・管理をしているのか確認して、薬品メーカーを巻き込んだ対策が、必要だと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 処理槽の中にボルトが落ちている可能性があるのですね。とても参考になります。 ただ、薬液は有名どころの物を使い、液交換も毎日行っているようです。6価の時は一ヶ月に一度だったようですが。 何よりも気になるのは、こういう問題(流れ悪さ、鍍金剥がれ)は他所ではでていないのでしょうか?調べてみたところ、あまり大きな問題として、出ているところがありません。 Jさんの周りでは、このような問題は聞きますか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 そうですね、亜鉛と素地との密着は6価でも3価でも変わらないはずですね。 素地のばりも考えられるのですが、6価と3価でネジ屋さんは変えていないので、同じ材料の上に鍍金をしていると考えています。 それで、3価の場合にトラブルが多発するため、(主にフィーダの流れトラブルですね)原因は表面処理にあると睨んでいるのですが・・。 処理業者にもうすこし詰めて話してみます。 それにしても、他社さんではこのようなトラブルは出ていないものなのでしょうか??