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屋外機器の塗装について
- 屋外に設置した機器(素材はA5052)を、ウレタン塗装指示で塗装して50台近くを出荷しました。(黒色つや消し)しかし・・・ 数ヶ月後に、塗装屋が塗装仕様書無視で勝手に、メラミン塗装していた事が発覚しました。塗装屋曰く「焼き付けてるから大丈夫。いままでも屋外機器で使用してるから大丈夫。」とのことでした。実際、屋外使用でメラミン塗装は耐候性があるのでしょうか?
- 下地処理についての記載が抜けておりました。工程としてはアルマイト(下処理) ↓ エポキシ系プライマー(下塗り) 15μ ↓ ポリウレタン系塗装(中塗り) 30μ ↓ ポリウレタン系塗装(上塗り) 15μ 板金の外側上塗り仕上げ、内側中塗り仕上です。板金の内側、外側での塗装色の塗り分けがあります。色は黒色つや消しです。またポリウレタン系塗装はメラニン系塗装に比べ、ツヤが出てしまうのでしょうか?
- いろいろ屋外機器のメラニン塗装では、不安要素はあることがわかりました。しかも私達の屋外機器は昼夜問わず屋外に設置され、塩害地域にも設置されることが多々あります。それってメラニン塗装にはきびしいですよね・・・剥離してしまうような可能性はないのでしょうか?もちろん塗装寿命も短くなるんですよね・・・
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耐候性についてですが、サンシャインウエザオメータを使用した促進耐候性試験では、 通常のメラミンは400h合格、 エポキシメラミンは300h合格、 2液型ウレタンは1000h合格(いずれもカタログ値) となっています。 これは艶あり塗膜の艶がどれぐらいで落ちていくかの試験です。 メラミンは農機具に使用実績が多いのですが意外と農機具は年間の使用日数が少ないのです。よく使っていても30日ぐらいかな。 耐蝕性は下塗りの性能が大きいですから問題は無いと思いますが・・・・
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≪それってメラニン塗装にはきびしいですよね・・・ 剥離してしまうような可能性はないのでしょうか? 下塗り塗料の種類によりけりです。(通常は、防食・重防食塗装用下塗り塗料を使います) ※防食・重防食塗装(耐塩塗装)で一度調べられた方が良いのでは(大手塗料メーカーのホームページ上にあります) また、「ぷひょん」さんの書きコにあるようなピン吹き(下塗り塗装をせずに上塗りだけする)の場合は最悪の事態ですので、装置が一台でも回収可能であれば回収して、下塗りがされているかどうか確認された方がよろしいかと思われます。 今回の「塗装屋」では、その可能性も高いかと
私のところも、製品を製造して販売しております。 外に出してる工程がほとんどで、 品質管理には、いつも頭を悩ませています。 その中でも、一番最悪な業者は、 違うと解っていて納入。 ミスった物を隠して納入。 確信犯的に納入して検収を貰ってしまえば良いと言う業者です。 塗装してしまったら、 通常、それがどの様に塗装されたかなんてわかりません。 それで、仕様書と違う塗装を行なったのですね。 より良い塗装方法、安価だけど充分仕様に満足する塗装方法を提案するのが、 素晴らしい塗装業者です。 仕様書と違うものを、平気で納めるのは「塗装屋」で充分と思います。 私が以前付き合っていた「塗装屋」は、 下地の金属色がスケスケの物を納めておきながら、 「この価格じゃ、こんなものしか出来ない」と言い放ちました。 多少価格は上がりましたが、別の業者に変えました。 長々と答えにならない文章を書いてしまってすいませんでした。
塗装業を営んでおります。 今回の質問のなかで「塗装屋」という言葉が普通の表現としてでてきています。 たしかに標準仕様どおりの仕事をしないのは一番問題だとは思いますがこのように「塗装屋」と平気でおっしゃるようでは同業者としてもとても気になります。 今の工程の流れでは製造工程の中では塗装工程は最終工程でその品質を左右 するものとおもいます。殆どの塗装業者はその様な自負を持っておりますので少し考えを変えられた方が良いと思います。
はじめまして。金属塗装をしている者です。 今回の件、原因として ?.メラミン塗料とウレタン塗料の価格差(ウレタンの方が高価) ?.メラミン塗装とウレタン塗装の乾燥時間差(ウレタンの方が乾燥に長時間を要す) 以上かと思われます。 また、対策として ?.塗装屋にその都度『工程見本』を添えさせ納品してもらう。(塗装屋は、総合膜厚しか検査していない場合が多いため) ?.塗装膜に対する耐久年数を考慮して、再度塗装仕様書を見直す。(塗装仕様書に指定の塗料名を明記する等) 特に?は、塗料の種類によってそれぞれ特徴がありますので、塗料メーカー&別の塗装業者に相談されるのがベターかと思われます。 ※下塗り塗料の選択は、特に重要です。 最後に私の知りうる範囲で一般屋外仕様では、下塗り20~40μ(総合膜厚60~80μ)が多いかと思われます。 また、内面&外面の塗り分け品の場合、リードタイム短縮の為に内面メラミン&外面ウレタン塗装とする塗装仕様書のメーカーも見受けられます。 ご参考まで
こんにちは。この度はご愁傷様です。 以下、経験上の意見なので参考までにお聞き下さい。 >耐候性があるのでしょうか? 何をもって判断するかは別にして、私の経験上「有る」と言えます。 但し、他の方の話にもあるようにしっかり油分や汚れの除去+適切な下処理炉の温度や時間設定を行えばの話ですが。その塗装やさんの言う事でしょ?アヤシイなあ。 >ツヤが出てしまうのでしょうか? 仕様書で規定されていないのでしょうか?通常はマンセル値または塗料メーカーの品番にツヤ有り・半ツヤ・ツヤ消し等の指定があるものですが・・・ ただ、ツヤの出方で仕様書違反が露見するのを恐れていらっしゃるのでしたら大丈夫だと思います。黒や白は塗装やさんにとっては非常に扱い辛いらしく、経験上も季節や天候などの微妙な温度環境の変化でツヤの出方が変わり、色目が違って見えてしまいます。 結論的には、通常の屋外の使用で半年以上は腐食や剥離・変色(色焼けは別)などの心配はないでしょう。後はその塗装やさん同様貴社のモラルの問題ですかね? と言うより私ならその塗装やさんは出入り禁止にします。
お礼
ありがとうございました。 内容を読むと油断大敵って感じですね。 不安が広がりつつも、大変参考になりました。 ありがとうございます。 また質問の追記などをしたらよろしくお願いします。
アルミへの塗装は密着性が良く問題になります。十分な下地処理をされたものか、そちらが心配です。焼付けているから大丈夫という根拠がわかりません。 耐候性を優先するならウレタンよりエポキシ系が良いと思いますが。鉄系製品で屋外用ならば2コートは必要かと思います。密着性にプラスして膜厚も検討が必要かと思います。 ウレタンもメラミンも見た目では殆ど判りませんし、樹脂にもエポキシ変性メラミンとか色々と複合されたものもあり、一概に言えません。 メラミン樹脂でも農機具に塗装されているものもありますし、耐候性を求めるならその旨塗料メーカーさんと打合せが必要かと。 ただ常識的に指定した塗料を使わないというのはルール違反です。理想は塗料メーカーの商品名を指定して依頼すると良いと思います。
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 今現物で耐候性を見ておりますが、不安です。 質問内容を追記したので、回答いただけると幸いです。 よろしくお願いします。
お礼
塗装業者と塗装屋の違いとは? 何か特別な意味合いでもあるのでしょうか? 業者によっては自ら「~屋」と言っている方もいらっしゃるので一概に個人の自負心を押し付けなくてもいいのではないでしょうか? 呼びやすい呼び方でよろしいと私は考えます。 特に謙った意味で言ったわけでは無いのですが、不快に思われたなら訂正いたします。